バレエリュスのペトルーシュカ

NHK教育の芸術劇場でバレエリュスの演じる「ペトルーシュカ」をやっていました。オーケストラ曲としては大好きな曲で、ストラヴィンスキーの「３大バレエ」といわれる作品中、私としてはいちばん好きな曲です。生の実演（舞台でバレエとして演じられている実演）を見たことが無いですし、テレビなどでも断片的に見た記憶しかありませんから、大変興味深く見ていました。

CDで音楽だけ聴いていても、ストーリーは知っていますから、情景は想像できていた、と思っていたのですが、やはり舞台上で曲に合わせて演じられているのを見ると、なるほどこんな感じなのね、と納得というか感心するというか。やはり「本来は舞台作品」なのだな、思わされました。バレエ技術などというものは、私には判りませんが、体力的に大変そうだなぁ、という感じ＾＾；。曲の演奏は実演だとこうなのね、という面白さ（強弱、テンポ感など）もあって楽しく見ておりました。ダンサーの手拍子・足踏みもパーカッションとして聴けますし。チャイコフスキーのバレエなどと比べると、なるほど20世紀の作品なのだな、と（あたりまえですが）思えます。踊りの要素が現代的というか。いろいろと楽しめました。

ストラヴィンスキー：ペトルーシュカ、他

• アーティスト: ゲルギエフ(ワレリー),メンデルスゾーン,ドビュッシー,ストラヴィンスキー,ワールド・オーケストラ・フォー・ピース
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2005/12/21
• メディア: CD

タグ：ストラヴィンスキー ペトルーシュカ バレエリュス