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涼宮ハルヒの消失 見終えました^^ [アニメ]

届いていたんですが、尺が長いこともあって手がついていなかった「消失」ですが、たまたま21日はお休みだったこともあって、時間が取れそうだったので(日付もちょうどいいし^^)、遅めの午後から見始めました。途中邪魔が入ったりして、結局は一気には見ることができませんでしたが、夜中になってから見終えることができました^^。一応、「多少のネタバレも含む」と思いますので、原作もまだの方、アニメ(TV、劇場共に)未見の方で、先入観を付けたくない、という方はこの記事は読まない方がよろしいかと思います。念のため^^;。

しつこく「尺」の話を続けますが、2時間40分(160分)はTV放送で換算すると8本分に少し足りない長さということになります。原作の内容に忠実に、しかも演出に手を抜くことをせずに、きちんと誠実に映像化すると、これだけの長さが必要だった、ということになりますね^^。冒頭と末尾にわずかずつですが、シーンを足していますが、やはりこの長さは、TVの2期では放送しきれなかったんじゃないでしょうか。やはり劇場は正解だったんだと思います。

劇場版で作るという「特報」を見た時には、「やはりか」という思いと「いろいろご事情もあるのね」という感情とがありましたが、こうして作品として見終えたあとでは、よくぞこれを作ってくれた、という気持ちでいます^^。劇場公開時にはいろいろ忙しかったり、時間が取れなかったりして見に行けませんでした。結局我が家で(寝ころんで^^;)鑑賞ということになりましたが、映像としては大きなスクリーンで見てみたかったな、という感じもしました。

もともとアニメで出会った作品は、アニメが終わるまで原作を読まない、という主義なので、2期は確実だったハルヒシリーズは、原作を読むつもりは無かったのですが、それでも「憂鬱」と1期に使われたエピソードはいいだろう、と思って読んでみたら止まらなくなって、ほとんどの作品を(「消失」も含めて)読んでしまう結果におちいってしまいました^^;。ただし、第9作だけは、続編が出るということだったので出てからにしようと思って未読です。ご存じの通り、第10作が長らく未発売のままで宙に浮いているので、9作目も手つかず^^;。

なので、ストーリーについてはよく知っていますから、おのずと映像として作られたものを映像面から鑑賞する、というスタイルで見始めました。まぁ、途中からはストーリーに引き込まれて楽しんでいたんですが^^。なので、印象に残った映像面でのことについていくつか。

まず、眼を開く(まぶたを開ける)という演出が繰り返されること。そして一度は「目を閉じる」。なかなか印象的でした。「目覚めた」瞬間から実は世界が変化していたのだった、というモチーフが繰り返されるわけです。それから、窓の内側の反射が克明に(これも繰り返し)出てくること。そして、「窓に写った自分との会話」という演出に発展します。この瞬間はかなりびっくりしました。

作画がていねいなのは、言うまでも無いのですが、特にアップになる時の絵に気合いが乗っていて、見事な絵がたくさんありましたね^^。目をそらして視線を伏せて横顔を見せている時の長門さんなんか、ほとんど「妖艶」と言っていいくらいの表情のものがあって驚きました。あと、印象的なシーンのひとつとして、再会したハルヒとキョン(と古泉)とが、ファミレスで会話しているシーン。「敵がいない格闘家」みたいで、まだ表情の硬かったハルヒが、「面白い」と叫ぶシーンの表情の変化の見事だったこと^^。
haruhi.jpg

この制服も悪くないよね^^。それはともかく、文字として知っていた原作が、映像として見ることによって、さらに理解が深くなって、シーンによっては思わず笑みがこみ上げたり、切なさも加わったりしました。「改変」を終えた直後の(普通になった)長門さんが(顔は見えませんけど)、寒さに震え出すシーンなんか、ホントにいとしくて切ないシーンだったですねぇ^^。

まぁ、まだまだ感想は尽きませんけど^^;。とりあえず一段落したハルヒシリーズですが、原作の残りもかなりありますし、その気になれば「新作」も含めて、さらに映像化することも可能でしょう。今後のTVなりOVAなり劇場なりでの映像化を期待しております^^。
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