季節は廻り来る

地上にどんな出来事が起きようとも、季節は廻り来て移り変わっていきます。気がつけばもう目前に桜の季節が来ようとしていて、今年は心静かになど見ることはできないだろうとは思いつつ、やはり花は咲くのだ、という感慨がありそうです。

桜前線がどうこう、なんてのどかなことを言っている状況ではないですけど、今年の春は少しひんやりとした日も多くて、春はゆっくりとやって来るようです。気がつけば道端や家々の庭先には花があって、確かに春は来ようとしています。

春と桜と人々の往来とは、日本特有の季節感だと思います。年度替わりや会社の人事、学校の進級進学などの多くのことが、この季節と共に起こります。出会いと別れの季節でもあるわけですね。いろいろな事があっても、やっぱり花は美しい、のだろうと思います。心のありかは去年とは違う、としても。

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