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Nimrod [音楽]

ニムロッド。エルガーの「謎の変奏曲(エニグマ変奏曲)」の第9変奏です。

今夜の「オーケストラの森」では、尾高忠明さんと札幌交響楽団で、チャイコフスキーの交響曲第6番が演奏されました。美しい弦が印象的だったように思います。私は、この「悲愴」という交響曲がすんなりと胸に落ちた感じというのは、あんまり経験したことがありませんでした。尾高さんと札幌響の演奏は素直に胸に迫った気がします。

静かに全曲が終わったあと、拍手に応えてアンコールが演奏されました。曲が静かに終わって余韻が残っている時に、アンコールの曲が壊したりするのは嫌だな、と一瞬は思いましたが、やはりさすがは尾高さんでしたね^^。演奏されたのはエルガーの「Nimrod」でした^^。

この曲は、以前からそう思っていたのですが、静かに瞑想するかのような、言わば祈りの音楽だと思います。ここでも弦の美しさが曲の美しさを引き出して、見事な盛り上がりを聴かせてくれました。やはり大きな出来事に心を捧げた演奏だったのだ、と思わされます。本当に素晴らしいアンコールでした。
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