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Those were the Days [音楽]

前回の曲のタイトルに入っている「Day」からのつながりで、今回の「この1曲」は「Those Were the Days」。Mary Hopkinが1968年8月にリリースしたデビューシングルです。メリー・ホプキンという人の元々の音楽的な好みはトラッドソングと言うか、いわゆるブリティッシュ・フォークのような方向であったようです。

デビューに当たっては、アップル・レコードと契約しているということで、ポール・マッカートニーがプロデュースに当たるという、幸運にも恵まれました。ただし、本人の音楽的志向とは必ずしも一致していなかったようで、2曲目の「Goodbye」のプロデュースまではポールが行いましたが、3曲目のシングルの選曲でもめたらしく、ポールが降りる格好になっています。

前回のバッドフィンガーもそうでしたが、ビートルズ自身が設立に関わっていたものの、アップルレコードというレーベルはいろいろと問題を抱えていたらしく、所属のアーティストがあまり良くない形で出て行く、ということが重なっています。メリー・ホプキンも結果的にはアルバム2枚ほどで、実質的な活動はいったん止まってしまったようです。時おり誘われるような形で、いくつかのセッションでバックボーカルをつとめたりもしてはいます。その後自主アルバムのような形での活動は続けてはいるようです。

デビュー曲は大ヒットとなって、よく知られていますし3曲目あたりまでは、それなりにヒットとなってはいますが、やはり最初の華々しさを長続きさせることはできませんでした。日本でもかなりの知名度を得たようですし、デビューシングルも「悲しき天使」のタイトルでヒットしています。邦題は原題とはまったく無関係ですが^^;。

日本では「一発屋」に近い感じでしょうか。大きなヒットは出てはいないとはいえ、本国ではそれなりには知られているということのようです。世界的な知名度は無くても、シンガーとしては知られているということなんでしょうね。60歳を超えた今も活動は続いている様子です^^。
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