Have You Ever Seen the Rain? [音楽]
今回の「この1曲」は、タイトルにある「Had」からつないで「Have You Ever Seen The Rain」。1970年にCreedence Clearwater Revivalがリリースしたアルバムに収められた曲です。翌年1月にはシングルカットされてヒットしました。シンプルなサウンドとシンプルだけど印象的なメロディの佳曲。
「雨を見たかい」という邦題はこれもシンプルに直訳されたものです。歌詞の中に「晴れた日に降る雨を見たことがあるかい?」という一節が繰り返し出てきます。これについてはエピソードがひとつありまして、つまりは「降る雨」とは空から降り注ぐ爆弾のことで、だから晴れた日に降るのだ、というものです。要はベトナム戦争についての歌である、という説が囁かれました。
ただし、作者のジョン・フォガティは「ツアーでバスに乗って走っているときに、バスから見えた風景を歌にした。川の向こうに雨が降ってるのに、空は晴れているんだ」ということを語っています。バンドが解散するかも知れない、という緊張感のある時期で、そんな風景が心に残ったんだ、という意味のことも言っています。
同じCCRの歌で「Who'll Stop The Rain」という曲がありますが、こちらは明らかにベトナムの戦争のことについての意味を込めた、とのことです。しかし「Have You Ever Seen The Rain」については、特にそういう意図は無かったとも。バンドの危機と空虚な心境が重なった情景だとのことです。
とは言え歌詞もシンプルに書かれているので、「二重の意味が込められている」と言えなくもない、またそういう受け取られ方をされてもいいように書いた、という可能性はあるのかも知れません。その時はある意味で書いたけど、のちにはあんまり深刻に受け止めて欲しくない、と気が変わるってこともありそうです。
The Bandの「The Weight」の記事でもおんなじようなことを書きましたが、曲の作者が必ずしもいつも正直に曲の中身について語っているとは限らないのだと思います。書いたときの気分と、のちに思い出している時の気分とで、言うことが違っていたってかまわないだろうと思います。それは仕方ないことだと。でも真実はご本人だけが知っている、ということなんだろうと思いますね。ま、いいじゃん、少しくらいは謎があった方が^^。
「雨を見たかい」という邦題はこれもシンプルに直訳されたものです。歌詞の中に「晴れた日に降る雨を見たことがあるかい?」という一節が繰り返し出てきます。これについてはエピソードがひとつありまして、つまりは「降る雨」とは空から降り注ぐ爆弾のことで、だから晴れた日に降るのだ、というものです。要はベトナム戦争についての歌である、という説が囁かれました。
ただし、作者のジョン・フォガティは「ツアーでバスに乗って走っているときに、バスから見えた風景を歌にした。川の向こうに雨が降ってるのに、空は晴れているんだ」ということを語っています。バンドが解散するかも知れない、という緊張感のある時期で、そんな風景が心に残ったんだ、という意味のことも言っています。
同じCCRの歌で「Who'll Stop The Rain」という曲がありますが、こちらは明らかにベトナムの戦争のことについての意味を込めた、とのことです。しかし「Have You Ever Seen The Rain」については、特にそういう意図は無かったとも。バンドの危機と空虚な心境が重なった情景だとのことです。
とは言え歌詞もシンプルに書かれているので、「二重の意味が込められている」と言えなくもない、またそういう受け取られ方をされてもいいように書いた、という可能性はあるのかも知れません。その時はある意味で書いたけど、のちにはあんまり深刻に受け止めて欲しくない、と気が変わるってこともありそうです。
The Bandの「The Weight」の記事でもおんなじようなことを書きましたが、曲の作者が必ずしもいつも正直に曲の中身について語っているとは限らないのだと思います。書いたときの気分と、のちに思い出している時の気分とで、言うことが違っていたってかまわないだろうと思います。それは仕方ないことだと。でも真実はご本人だけが知っている、ということなんだろうと思いますね。ま、いいじゃん、少しくらいは謎があった方が^^。
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