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ペリカンのM200を味わう^^ [万年筆]

持っているのはデモンストレーターのものなんで、もしかしたら通常の製品とは味わいが違っているということもあるかも知れません。もっともこのメーカーの性格から言って、そういう違いはあまり無さそうな気はします。M200という万年筆は、このメーカーの(子供向けではない)製品としては、最もローコストな部類に入ります。それでも、その味わいは実力を充分に伝えてくれています。

買ったのは今年の3月なんですが、以来半年余り使ってみて、つくづくよくできた製品だな、と感心させられ続けてきました。真夏の気温の高い時期でも、インクが乾いて困るということがほとんどありませんし、フローとニブの書き味とは、最良の接点でクロスしていて、過不足無く文字を書き続けることができます。

いちばん最初にテストのつもりで入れたCaran D'AcheのBlue Skyを、結局そのまま変えたくない、使い続けたいという気持ちにさせてくれたのもM200です。ボトルを買ってしまうことになりましたが、もちろん後悔はしておりませんよ^^。インクを入れ換えて、もし今の感覚と違ってきてしまったら、それはとても惜しいことだ、という気分になったのも理由です。

まぁちょっと褒めすぎかも知れません^^;。私が気に入って使っているラミーやファーバー・カステルとは、また違った方向での万年筆の良さを味あわせてくれたことも確かですが。ラミーの「道具としての頑健さ」、ファーバー・カステルの「デザインと書き味の接点」というものとは、また違う道具としての確かさと味わいとを、M200が教えてくれたと思うのです。

やっと深まってきた秋に、文字を書きながら感じる指先の幸せ、と言ったところでしょうか^^。こうなると、もう少し上の型番に興味も湧いてきているのですが、まぁ私のことですから最上級には手が出ないでしょうね^^;。どうなりますことでしょうか。年末ぐらいまでゆっくり考えてみることにいたしましょうか^^。
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