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Moonlight Serenade [音楽]

「Moonlight Serenade」は、もちろんGlenn Millerのオーケストラの大ヒット^^。バンドのテーマ曲という感じでもあるでしょうか。大変な有名曲ですね^^。前回の「この1曲」からはタイトルのMoonでもつながってますし、もちろんグレン・ミラーがJ.J.と同じくトロンボーン奏者ですから、その点でも。

それにしても、ジャズのビッグバンド数ある中で、これほどヒット曲を持ってるバンドはほかに無いんじゃないでしょうか。ベスト盤向きと言うか。だいたいこの時代はシングル(のSP)の頃ですから、アルバムは結果としてほぼベスト盤みたいなものですからね。我が家にも1枚ベストがあります。

なんとなく映画のイメージが強くて、グレン・ミラーっていうとジェームズ・ステュアートの顔が浮かびます。ご本人はあんなに背が高かったんでしょうか^^;。共演していたジューン・アリソンが、わりに小柄な印象があるのも、ジェームズ・ステュアートの背が高いからでしょうね。なにしろ191cmだそうですから。往年のハリウッドの俳優さんの中でも高い方じゃないかな。

バンドのことに話を戻すと、グレン・ミラー楽団のサウンドは、ほかのビッグバンドに比べると、音のトーンが柔らかいし、ハーモニーには厚みがあるような気がします。リズムセクションは少し抑えめ。うーん、言い方が難しいですね^^;。本人はトロンボーンを吹いてたけど、バンドの音はむしろ金管よりは木管の、つまりはサックスの音が前面に出ているように思います。

当たりが柔らかい、ということなのかな。エリントンやベイシーのバンドとは違う個性を作る必要はあったでしょうし、やはり意識してのサウンド作りでしょうね。ムーンライト・セレナーデという曲の中にも、そういった音の特徴は現れていると思います。でもクラリネットがメロディーを担当している曲は、グレン・ミラーでは他にはあんまり無いようですけど。特例かな^^;。大成功でしたけどね、クラリネットのソロ^^。
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