Stella by Starlight

このところ、月と星とで繋がってきている「この１曲」シリーズですが、タイトルが月星の入っている曲となると、やっぱりいわゆるスタンダードを選びたくなりますね＾＾；。というわけで、またしても超の字の付いてしまう名曲、「Stella by Starlight」です。バージョンはね、誰のにするかとっても迷いました＾＾；。で、この際だからキース。

どの際かはともかく、最近聴いてることが多いんですよね、キース・ジャレット。まあfoobar2000という再生ソフトのプレイリストに「jazz_piano」を作っちゃいましたから、その中にみんな放り込んでありますし＾＾；。なんだかんだで現状150曲ぐらい並んでしまってて、その中にキースのアルバムが５枚ほど。

ほかはアンディ・ラヴァーンとか、ブラッド・メルドー（ご本人は「メルダウ」と発音していらっしゃるようです。一応国内制作会社の表記に準じておきます）とか、ビル・エヴァンスとかチック・コリアとか。ちょっと聴きたくなると、ソフトを呼び出してリストをクリックするだけですからね。便利＾＾。

閑話休題、なにしろカバーの多い曲ですし、いろんなアプローチの演奏があります。テンポを落したバラード風（マイルスのとか）、アップテンポの快調なもの（渡辺貞夫さんのヤツなんかいいですよぉ＾＾）、そしてミディアムの恐らくは本来のテンポのもの。これはボーカル系が大部分そうかな。アニタ・オデイの歌ってるものがわりと好きですね。あとエラさんね。

スタンダードのいいところは、いろんなスタイルを聴くことができるところでしょうね。特に極め付けの名曲でもある「Stella by Starlight」みたいな曲ならなおさらです。邦題の「星影のステラ」は雰囲気のいいなかなかの名訳だと思いますが、と同時にちょっと不正確＾＾；。日本語に無い語彙だし、しかたないですけど。「誤訳」とまでは言い切れない気もします。

それと原題には女性名として、Stellaという言葉が入っているんだけど、これはたぶんStellar（「星の」とか「星形の」）という単語との語呂合わせですよね＾＾；。もしくはダブル・ミーニング。または洒落＾＾；。まぁ、特別な場合以外は原題のままの方が、いい感じなんじゃないでしょうか＾＾。

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