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Two Hearts [音楽]

今回の「この1曲」は「Two Hearts」。えーと、Phil Collinsの曲ですよ^^;。なんだか最近になって同名の曲がヒットしたらしく、検索に引っかかるのはそちらばかり、という状況のようですから、お断りせねばなりせぬ。フィル・コリンズの1988年11月にリリースされたシングルでございます。コリンズさん繋がりですな。

ジェネシスというバンドについては、以前別の記事でも触れましたけど、1975年にボーカルのピーター・ガブリエル(表記の問題については前記事をご参照)が抜けてからは、少しずつバンドの音も変わっていく道をたどります。もちろんこのバンドだけではなく、70年代初頭ごろから盛り上がっていたプログレッシブ・ロックの波が沈静化していったことで、いくつかのバンドが似たような道を歩みます。

フィル・コリンズという人は、いわゆるプログレのバンドのドラマーという位置に身を置きながら、ご本人の嗜好としてはR&Bも好んでいたようです。ソロ・アルバムではボーカルを前面に出した音作りをしていますし、PVなどでもいろいろとお遊びの要素も多く見せています。

この「Two Hearts」のPVも、バンド編成でTVに出て演奏している設定のものですが、よーく見るとメンバー全員がご本人の変装?なんですよね^^。このPVの効果もあってか、この曲は全米1位を獲得しています。彼はドラマーが本業ですけど、キーボードやギターもそれなりにはこなすみたいです。このPVでも左利き用のベース(しかもポール・マッカートニー風の)を弾いてますが、音は出てるのかな^^;。

フィルが左利きだっていうのは、ドラムを叩くときのセットの配置で、ずっと以前から分かっていたことです。ハイハットが右でバスドラムが左足ですからね。通常とは逆の鏡像配置ということになります。欧米には左利きも多いけれど、楽器はやはりいろいろ制約があるらしく、有名ドラマーではほかにディープ・パープルのイアン・ペイスぐらいしか思い浮かびません。ほかには誰かいるかな^^;。

ドラマーとしての演奏姿で印象的だったのは、84年暮れの英国版バンドエイドの「Do they Know it's Christmas」でドラムを叩いているシーン。当時の若手ミュージシャンたちと(フィルはひと世代前の人ですから)、楽しそうにセッションしている様子がいい感じでございます。

彼はある時期に「ワーカホリック(仕事中毒)」とご本人が言うほどに仕事をしていましたが、本当に音楽が大好きってことなんでしょうね。のちに耳を痛めたり脊髄を患ったりと、現在では決して健康には恵まれていないようですが、近年にもアルバムを出し続けています。引退ということで表舞台からは去るという宣言はしたようですが、コンディションに恵まれればまた歌いたくなる人なんじゃないかと思います^^。
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