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12という数字の話 [言葉]

12月も半ばにさしかかってくる頃となりました。一年が12か月というのは、おおむね月の満ち欠けに基づいたものであるのは知られています。洋の東西を問わず、と言いたいところですが太陰暦の大もとは、そもそもエジプトからであるようです。

古代中国で用いられていたものも、独自に月の満ち欠けに基づいたものを発明(経験則の積み重ね)したものだと思うけど。相当昔から東西の交流はあったようなんで、はっきりしませんね。とにかく夜空を観察していて、月のようすを見ていれば、30日に少し満たない日数で大きさが戻るというのはすぐに気づいていたでしょう。

それがおおよそ12回巡れば、同じ季節がやってくるというのも気づくのは早かったはずです。農耕民族ならなおさらですね。そうして、「12」という数字はある種の神秘性というか神格を帯びたのではなかろうか、と思うわけです。1日が12時間かける昼夜という発想もそこからなんでしょうね。

そこへいくと日本は大ざっぱに時刻は「六つ」までなんだけど、これも一昼夜を12で割っていると言えるのかな。そこまで根拠があるかは分かりませんが^^;。仏教的には「十二神将」っていうものがありますけど、「十二使徒」と発想的に親戚筋なのかどうか。十二神将は方位(すなわち十二支)との関連が密接なようですが。

西欧でも「12」はある種の神聖なものであったでしょうね。三位一体と四方位(東西南北)をかけ合わせた数字である、という点も考えると。そんなことをつらつらと考えてしまうのも、師走の季節感が成せるところではあります。一部では「13か月暦法」というものも考えられているそうですが。ひと月28日として13か月プラス1日。わりと合理なようでいて、実は季節と合致しにくいという欠陥はあります。

というところまで考えてきて、突然頭の中で「ストライクウイッチーズは11人」という雷鳴が轟きまして^^;。まぁ正確を期せば「10人プラスひとり」であるわけだけど。それやこれやで劇場版では静ちゃんをひとり追加して、12人ということにした、わけは無いね^^;。おそらくは違いますね。むしろ足したのはハイデマリーの方かな^^;。
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