SSブログ

「はっぴいえんどマスターピース」のこと^^ [音楽]

友人からメールが来て、暮れに買った「はっぴいえんどマスターピース」が、かなりいい感じだよ、とのこと。これは、はっぴいえんどの1枚目と2枚目のアルバムをそれぞれCDとアナログディスクに資料を付けて、ボックス仕様にしたものです。しかし、私としてはなぜ2枚だけなのかという疑問はありました。解散までにスタジオで制作したアルバムは3枚ありますからね。

いろいろな経緯があって、1枚目(通称「ゆでめん」)と2枚目(もちろん日本音楽史上名高い「風街ろまん」)はURCから、3枚目はベルウッドから出ていたので、そういう事情によるものだとは分かってますが。そしてサードについても、暮れにアナログ盤が発売されてはいるんですけどね。ただ、両レーベルの「温度差」みたいなものはありますね^^;。

サードはそれぞれのメンバーの曲を持ち寄った、あえて言っていいなら「寄せ集め」の内容。史上揺るぎのない名盤と言われている「風街」と比較しちゃいけないし^^;。もっとも「風街」だって1枚目の「ゆでめん」にしても、曲づくりの基本は大瀧さんと細野さんのそれぞれ個別のもの(「風街」とサードには鈴木さんの曲も、ですが)です。

ですがやっぱり「緊密度」というものが違っているんですよね。3枚聴けばおのずと分かる気はするけど。1枚目の持っている尖鋭感が、「風街」では適度にリラックスして完成度を増している。で、3枚目はさらにリラックスというか^^;。海外録音であったことも手伝ってか、いわゆる「音」という面では最高レベル。1枚目は4トラック、2枚目は8トラックで録音されましたが、3枚目に至って最新鋭の16トラックが使えたということだそうです。

だけど中身はなんとなく「オムニバス」アルバムな感じなんですよね^^;。結局何が言いたいのかというと、ありていに売り上げでは、恐らくサードが低いのではないか、と思われるのです^^;。なのでどうしても発売元の温度が低いという。私もサードのアナログだけだと手は出ませんね。

私としてはアナログ盤は完全にコレクターアイテムになっちゃいますから、手は出にくいかな。再生装置がね、ブランクがあるからカートリッジがたぶん劣化してるし^^;。でも新規マスタリングのCDと資料だけでも手元に置きたいかも知れません。ちょっと考えましょう^^;。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。