E-PL6と街を歩く そして谷中銀座へ

上野から谷中を歩き、うろうろと一度は表通りである不忍通りへ出たのですが、また裏手へと踏み込んで少し行くと、目の前のお店のひさしの上から、猫が出迎えてくれました＾＾。

地図無しで歩いていて、まったく意識していなかったのですが、そこは「谷中銀座」のはずれ、日暮里の駅から来れば通りの出口にあたる場所でした＾＾；。とすれば、屋根の猫は「見送り猫」であるのかな。歩きつつ知らずに吸い寄せられるようにして、谷中銀座の裏口へやって来たわけです。

谷中は「猫の街」でもあるらしいので、まぁ猫に導かれたのかも知れません＾＾。通りの街灯に掲げられたフラッグにも猫が描かれています。

うーむ、街のシンボルとして猫が優遇されているようで、なかなか嬉しい光景ではあります。フラッグの２匹の猫は文字通りのシンボル、マスコットということのようでした。なぜって少し行くと店先にも＾＾。

先ほどの屋根の上の猫もそうでしたが、木彫りでできた猫ということで、同じ人の作品なのかなと思います。屋根の上の猫は、比較的リアルな姿でしたが、こちらはやや擬人化された表情＾＾；。愛敬ありますね。さらに行くとお店そのものの名前が「しっぽや」さんです。

看板だけ撮って、店はなんのお店かもチェックしていない、というあたりが私＾＾；。まぁリポーターではありませんからね。あとで調べたら甘いもののお店（気軽な洋菓子）みたいです。あ、それならカミさんにお土産にしとくんだった、と思いましたけど。買っていません＾＾；。

「谷根千（やねせん）」という言葉があります。谷中、根津、千駄木をまとめて呼んだ言い方で、最近はだいぶ知られるようになってるようですね。上野から歩き始めて、根津を歩いてみるつもりが、むしろ足は谷中へと入って行ったわけですが、元々隣同士の街ですからね。折を見てまた歩きたいなと思います。

というわけで、ラストは谷中銀座の入口にある「夕焼けだんだん」（という名前で呼ばれる階段です）から、谷中銀座を撮った１枚で、締めくくることにいたします。この位置からの撮影は定番になっているようで、検索するとやたらと出てきます＾＾；。

まぁ私は縦撮りでオリジナリティを主張しておくことにいたしましょう＾＾；。ちなみに今回の撮影では、トリミングや傾き調整、明るさなどをそれなりにいじったものも多いです。ただ横で撮って縦に切り取ったものは１枚もありません。縦で出している絵は全部撮影時に縦で撮ったものです。自慢にゃならんけど＾＾；。

わずかに斜めになっちゃうのはね、仕方がないと思います。最近は水平罫を表示して、斜めにならないようにも撮れるけどスナップはね。水平を直している時間があったら、その前にシャッターを切っちゃいます＾＾；。次の一瞬には撮れないのかも知れないから。

ほとんど夏のような暑さだった土曜の午後を、上野から谷中を通って日暮里の駅まで歩いたのですが、谷中に散在するいわゆる「名所」のたぐいは、大量に落してしまっています＾＾；。もちろん名所目当てでは行ってないから、それはそれでいいけど。でも、とにかく面白い街並みだったな、と思いましたので、いずれまた行くつもり。今度は猫を撮りに行きたいな＾＾。

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