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デルス・ウザーラ [映画]

黒澤明さんの監督作品「デルス・ウザーラ」が放映されていました。私にとっては「よく解らない」作品のひとつです^^;。映像の美しさとか、シーンの迫力とか、見るところは多いとは思うんだけど、結局のところはいまひとつ良く解らない感じがつきまといます。素朴な人間の生き方を見せたかったのだろうか、とか。

たまたまですがスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」も放映されていて、両方とも録画しておいたのですがね。どちらも劇場で見たことはあるので、知ってはいる作品なんだけど、「デルス」も「2001年」も、やっぱりもうひとつ内容が理解できたとは言えません^^;。映像は感心しますけど。

黒澤さんも、ストーリーを追っていくような作品も撮っているし、遺作なんだそうですが「まあだだよ」は劇場で見ていた時も面白いなぁと思えました。もっとも、私は内田百閒の作品は大好きでほとんどの作品を読んでるし、それで理解はしやすいのかもしれませんけどね。

まぁ、ストーリーを語ることだけで映画を作るのも、ちょっと物足りないとは思います。映像だけってのも困るんだけど。一方では「興行」としての映画という側面も重要で、当たらないと次が作れなくなるのも事実でしょう。黒澤さんも、結局ある時期からはその面でずっと苦労していたと思うし、因果なお仕事だなぁとは思います。世界的に監督としては評価されていたわけだけど、「デルス」はやっぱり良く解らないままです、私としては^^;。
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