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A Boy Named Sue [音楽]

タイトルに名前を含む曲で繋げておりますところの「この1曲」シリーズですが、今回はちょっと変わり種というか。Johnny Cashの歌う「A Boy Named Sue」は、1969年7月にシングルとしてリリースされて、全米2位まで上がるヒットとなっています。歌っているジョニー・キャッシュにとっても最大のヒットとなりました。

「変わり種」のその訳は、この曲が収められたアルバムが、1969年2月にカリフォルニアのサン・クェンティンという刑務所で収録されたライブアルバムだったからです。そのアルバムは全米1位、ダブルプラチナに輝いています。まぁかなりのヒットですな。そしてこの歌の内容というのがまた、なかなかに激烈と言うかなんというか^^;。

かいつまんじゃうとですね、『ろくでなしで家を出て行った父親に「スー」という名を付けられた男が、成長して放浪するうちに父親を見つけて、「殺してやるぜ」と凄む』というストーリーの歌です。一種の物語歌ですね。ちなみに余計な説明を付け加えればスーは女性名。そんな名を付けた父親を恨んでいた、というわけです。

歌はさらに続いていくのですが、まぁネタを書いちゃうのもなんなので、ご興味がお有りの方は検索してみてください。なかなかのいい訳がネットに上がっております^^。渋い声で語るように歌い続けるジョニーの歌に合わせて、歓声が巻き起こるというライブならではの醍醐味もあります。聴いている人たちが服役中だというのも、この歌の中身に合っている、かな。

ジョニー・キャッシュというシンガーは、一般的にはカントリーの歌手として知られていますが、多方面に与えた影響は意外なところにまで及んでいます。日本ではアメリカでの人気が思いも付かない程度の知名度ですけどね。でも一度聴くと忘れられない声でして、これがなかなか良いのでございますよ^^。
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