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6月26日はClifford Brownのお命日 [音楽]

しかも亡くなって60年目なんだそうで、1956年の6月26日に自動車事故で亡くなっています。誕生日までは4か月ほどあったので、このトランペッターは25歳で世を去ったことになります。欧米、特にアメリカのミュージシャンは、交通事故で亡くなった人は多いんですが、この人もそのひとりなわけです。

活動は4年間に満たないぐらいでしょうか。もし今存命なら86歳を迎える年であるわけで、長命とは言え珍しいほどの年齢でもありません。それほどに長生きはしなかったとしても、60年代70年代と変貌を遂げていくジャズの中に活動していたら、どういう音楽を創っていったのでしょうか。

私のCDの中では彼のものは多くはないのですが、ドラマーのMax Roachと組んだバンドでの「At Basin Street」というアルバムが気に入っています。亡くなる4か月ほど前の録音で、ライブみたいなタイトルだけど、そうではないそうな。テナーサックスにSonny Rollinsが加わり、同い年のふたり(クリフォードとソニー)を、マックスが見守りつつサポートしている、という風情のアルバムです。

ほかには、あまりに有名な1曲を含んだHelen Merrillとのアルバムもいいですね。「You'd be So Nice to Come Home to」は、特に日本でこの曲をカバーするときのアレンジが、このアルバム風になってしまいます。そのくらいのヒット曲でもあります。クリフォードもソロを聴かせてくれます。

なにしろ若くして亡くなったとはいえ、作品は多く残っていて耳にすることができます。というか忙しかったからこその事故だったのかも知れない、と思うと、人の運命なんて分からないものだなぁ、と思います。ただミュージシャンでしたから、そのプレイぶりも聴けますし、彼の名を冠した曲も作られています。もって瞑すべしということなんでしょうね。とにかく25歳なんて若すぎますよね。
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