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My Name is Jack [音楽]

タイトルに「人称代名詞」の含まれている曲で続けている、「この1曲」シリーズですが、今回は「My Name is Jack」。Manfred Mannが1968年にリリースしたシングルです。全英8位、全米では104位とのことですが、まぁヒットしていたのはイギリスでだけ、ということでしょうか^^;。歌の歌詞は、読んでみてもいまひとつ判りにくいもので、もしかしたら裏の意味とかあるのかな^^;。

このマンフレッド・マンというバンドの名は、ややこしいことにバンドのリーダーの名そのものと同じだったりします。すなわちキーボードとボーカルを担当している人がバンド・リーダーでマンフレッド・マンという人なんですよね。まぁ芸名ではあるんですが。英米のバンドではこの手のややこしいことが時折あります。

バンドそのものは1963年に活動を開始して、1964年の「Do Wah Diddy Diddy」が全英・全米で1位になったりもしていますが、メンバー・チェンジを繰り返しながら結局1969年までで解散しています。のちに少し名を変えて再編されたりもしていますが、そのあたりはちょっと割愛^^;。

で、書いておきたいのは、まずこのバンドの歴史の中で、短いあいだながらジャック・ブルースが在籍していたということ。脱退したのちにクリームを結成して、一躍名を知られるようになるわけですが。「My Name is Jack」をレコーディングした時には、すでにジャックは(ええとべーシストのジャックさんのことです。タイトルとの兼ね合いでややこしい^^;)脱退していますが、そのあとに加入したベースがクラウス・フォアマンという人でした。

このクラウスさん(ドイツで生まれたのだそうです。姓の読みは英語風に「ヴーアマン」とも)は、デザイナー、イラストレーターもこなす人だったんですが(というか元々そっちが本業)、Manfred Mannに加入したのと同じ年に、The Beatlesのアルバム「Revolver」のジャケット・デザインを手がけています。「かの有名な」と枕詞を付けたくなるぐらい、よく知られたジャケットですね。

ベースもなかなかの腕で、「My Name is Jack」を最初に聴いたときに私は、「ああジャック・ブルースが弾いてるんだ」と思い込んでいました。かなりよく動くベースで、独特のスタイルを持っています。音楽活動も続けますが、デザイナーとしての仕事も続けているようで、最近では日本のGLAYのジャケット・デザインを手がけたりもしています。世の中いろいろな人がいるものだ、と思ってしまいますね^^;。
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