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11月6日はAdolphe Saxの誕生日だそうです [音楽]

ということを某番組で聞きつけて、さっそくそのネタで記事を書こうという^^;。アドルフ・サックスは1814年の11月6日生まれで、知ってる人は知っているサキソフォンという楽器の発明者です。この楽器、通称はサックスと呼ばれて特にジャズとポップスの世界では大変重要な楽器のひとつです。

オーケストラでも、ビゼーあたりから始まって、特にフランスとロシアの作曲家たちには、多く使われているんじゃないかな。ビゼーの「アルルの女」には、アルト・サックスのソロが出てきますが、どうやらいわゆるクラシックの作曲家がオーケストラでこの楽器を使った、最初期の例であるようです。

そもそも「アルルの女」は劇付随音楽であったわけだけど、劇場のオーケストラにアルト・サックス奏者がひとり含まれていたので、この曲にサックスが活躍することになったということのようですね。この曲の最初の版は、編成がかなり変わっていて、おおよそ室内オケと言っていい人数でした。そこにサックス奏者が含まれていたっていうのは、この楽器にとっての僥倖というべきでしょうか。

私はAdolphe Saxという人のファーストネームから、ドイツの人とばかり思っていたんですが、ベルギーの生まれで、若い頃にパリに移り住んで生涯をそこで過ごしたのだそうです。フランスと縁の深い人で、なるほどフランス音楽で広く使われているのも、そういうことなんですね。オーケストラで使われる管楽器の中では、最も新しい一群ですが、ドイツ系の音楽ではさほどでは無いにしても、フランス音楽には特によく使われていますね。

ジャズで聴く場合は、クラシックのサックスとは音色がずいぶん違いますが、もちろんまったくおんなじ楽器を奏法やリードの厚みなどを変えて、違った音色にコントロールしているわけです。私は基本的には打楽器奏者ですが、一時期トロンボーンを吹いていたこともあって、金管の奏法などのことはかなり解っているつもりです。

でもサックスも含め木管は、音がちょっと出せる程度なので、音色のコントロールの方法まではよく分かっていません^^;。とは言えクラシックでは基本的に柔らかく深みのある音、ジャズなどではやや鋭く張りのある音色というように、使い分けられているのだと思います。一説によれば「人間の声の音色に最も近い楽器」だそうですから、やはりいろんな分野で重要な楽器ですね^^。
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