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京都アニメーションの事件について思う [ひと]

「思う」とは書いてみたものの、何かしら特別な思いを書けるとは考えていません。ありきたりな言葉は虚しく響くだけで、心は宙に浮いたまま漂っていきます。

何日かが過ぎても、こんな出来事に出会ってしまうんだ、という思いだけが通り過ぎて行きます。生きていく上で出会ってしまうことの中でも、最悪の事柄なのだと。いま「最悪」と書いたことさえ、虚しい気もします。

当日速報を目にし、続報に触れ、夕刻にはおおむね事態が把握でき、これ以上は聞いてもしょうがない、とさえ思いました。これ以上は聞きたくはないとも。

私は京都アニメーションの作品すべてを知っているわけではありませんが、いくつかの作品については心を打たれてきました。亡くなった方々の無念を思うと、残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。どうかその魂が安らかにありますように。
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