ジンジャー・ベイカーが亡くなりました [ひと]
ジンジャー・ベイカーが亡くなったというニュースが入ってきました。ロックシーンでの一般的には「クリームのドラマー」としてがいちばん有名なのだと思います。数年前から心臓を患っており、ほかにも関節痛などに苦しんでいたという報道もあります。
ドラマーとしては手先の小わざをほとんど使わず、重くてタイトなリズムを刻むというスタイルでした。特にクリームでのライブではジャック・ブルースのベースとリズムを競い合うようなプレイぶりに特徴があり、聴き物でもありました。
1960年代から70年代に多かった、唯一無二の個性のタイコでした。今のシーンのドラマー達は上手いけど、独自の個性を持ったドラマーは少なくなってますよね。テクニックについての情報が溢れていることはいいことではありますけど。
本名はPeter Edward "Ginger" Baker、「ジンジャー」はニックネームであったのですね。5年前のやはり10月に、ジャック・ブルースの訃報についても書きましたが、クリームはベーシストとドラマーが世を去ってしまったことになります。
ジンジャー・ベイカーはクリームが解散したのちブラインド・フェイスで1枚のアルバムに参加しますが、その後の音楽活動は必ずしも商業的には大成功とは言えません。ただドラマーとしてはロック史の記憶に残る名人のひとりだと思います。
私としてはクリームのアルバム「グッバイ・クリーム」の1曲めに収められた「I'm So Glad」がギター、ベースと共に繰り広げるインター・プレイの傑作、ジンジャー・ベイカーのベスト・プレイではないかと思っています。2019年10月6日、満80歳没。ご冥福を祈ります。どうか安らかに。
ドラマーとしては手先の小わざをほとんど使わず、重くてタイトなリズムを刻むというスタイルでした。特にクリームでのライブではジャック・ブルースのベースとリズムを競い合うようなプレイぶりに特徴があり、聴き物でもありました。
1960年代から70年代に多かった、唯一無二の個性のタイコでした。今のシーンのドラマー達は上手いけど、独自の個性を持ったドラマーは少なくなってますよね。テクニックについての情報が溢れていることはいいことではありますけど。
本名はPeter Edward "Ginger" Baker、「ジンジャー」はニックネームであったのですね。5年前のやはり10月に、ジャック・ブルースの訃報についても書きましたが、クリームはベーシストとドラマーが世を去ってしまったことになります。
ジンジャー・ベイカーはクリームが解散したのちブラインド・フェイスで1枚のアルバムに参加しますが、その後の音楽活動は必ずしも商業的には大成功とは言えません。ただドラマーとしてはロック史の記憶に残る名人のひとりだと思います。
私としてはクリームのアルバム「グッバイ・クリーム」の1曲めに収められた「I'm So Glad」がギター、ベースと共に繰り広げるインター・プレイの傑作、ジンジャー・ベイカーのベスト・プレイではないかと思っています。2019年10月6日、満80歳没。ご冥福を祈ります。どうか安らかに。
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