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麒麟の夏休み^^; [TV]

麒麟が夏休みに入って、と言ってももちろん大河ドラマ「麒麟がくる」の放送休止についての話ではあります。我が家はTV番組で見たいものは、録画して時間の空いた時に見る、というスタイルなんで少し話題が遅くなってますけどね^^;。でも何しろ日曜夜はいろいろ生で見てますけど。ETV関連ね^^。

まぁ「桶狭間」までとにかく放映できて良かったな、と思いますよね。もうちょっとストックを持ってる可能性はありますけど、とりあえずの一段落ではあります。信長にとっての一大転機であることも確かだし。明智十兵衛にとってもある種の転機になった、というのがこの作品の視点であるようです。

このあと信長は美濃攻略に乗り出し、松平元康は三河を固めたのち遠江へ進もうとするわけだけど、そのあたりはまだ数年先のことですね。信長の天下への歩みも、まだ始まっていると言えるところまでは来てないのですが、それでも今川義元の侵攻を止め義元を討ち取れたのは、大きなできごとでした。

この作品、これまでの信長ものではさほど大きく扱われてなかった、当時の京都の政治情勢を比較的描いているのも好感が持てます。まぁ十兵衛の生涯を描くという観点からは、ある程度必要ですよね。何しろこの明智光秀という人、信長の臣下として働き始めるまでの出自や生い立ちなどが、空白が多くてよく分からない部分も多いんですよね。なので京都との関係性に注目したんだと思います。若い頃にパイプができていた、という。

もうひとつ、帰蝶の存在についても、これまでにあまり見られない視点が描かれ興味が増します。美濃への攻略は帰蝶の存在が(ひいては斎藤道三とその子たちの存在が)あった、という観点でしょうか。まぁ道三の子の高政とのいきさつはありますが、単に帰蝶が「怨みや遺恨」だけで動いているわけでも無いとは思います。さりとてこれまでしばしば描かれている「信長の恋女房」というだけの描き方でも無さそうです。

「マムシの娘」としての、いわば信長の「戦友」としての帰蝶、という描き方なのかとも思います。となると、放送開始前に「降りて」しまわざるを得なかった「あの女優さん」であれば、また違った雰囲気も楽しめたかも知れませんね^^;。私はあの人、ちょっと苦手なんで、最初聞いたときキャストに疑問が湧いたのですが、脚本としてこういう観点を想定していたのかとも考えると、ある種の納得はあります^^;。

さて、どうやら8月の末近くにならないと、放送の再開は難しいような話でもありますし、ここから年末まで、大きなトラブルの無いことを祈りたいものです。大河ドラマは、通常なら9月ごろには収録を終えてしまうことが多いように思うんですが、今回ばかりはそんなことは言ってはいられないですよね。

ここからの展開が見ものではありますが、まだ重要な人物が何人か、キャストの発表もされていませんね。例えば浅井長政やその妻となるお市の方(信長の妹)を誰が演じるのかは、まだ発表されていないようです。そういったあたりも含めて、どういう展開が待っているのか、まぁ史実は史実として、どのような視点で描かれていくのかを期待しつつ、放送再開を待っていようと思います^^。
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