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はっぴいえんど50周年^^ [音楽]

本来ならば昨日の話題ではありますね。1970年8月5日にはっぴいえんどのファーストアルバム「はっぴいえんど」が発売されました。それから50年が経ったことになります。アルバムジャケットのデザインから、通称「ゆでめん」と呼ばれることも多く、「ゆでめん」という語句で画像検索をかけると、このアルバムのジャケットが出てきます^^。
yudemen.jpg

盛夏の発売だったのか、という感慨はちょっとありますね。というのも暮れや冬を題材にしている歌が入っているからなんですけどね。ある種の閉塞感や不満が歌詞に横溢しているとも思います。そういう点からは「とんがって」いるアルバムであるなぁ、とも思いますね。

資料によれば4日間でレコーディングを終えてしまっているそうで、このアルバムとしての音楽の塊が、4日間のセッションで記録された、というのには驚いてしまいます。翌年の11月にリリースされた傑作「風街ろまん」が、断続的に4か月をレコーディングに費やしていることを考えると、まぁあっという間にこしらえたという^^;。

3枚めにしてラストの「HAPPY END」は、ほぼ解散状態に近かったバンドの事情もあって、アメリカに渡って2週間足らずでレコーディングしてますけどね。レコーディングに費やした日々が作品の出来に、そのままの形で反映するわけではないのですが、さりとて4日間というスケジュールには驚いてしまうのですよ。

ちなみにこのアルバムとセカンドの「風街」は、URCから発売されています。このURCとエレックレコードについては、多少書いてみたいこともあるし、いずれ記事にするかも知れません。いずれにせよ「ゆでめん」発売から50年、ある意味では日本の「ニューミュージック」(この言葉はあんまり好きじゃないけど)の萌芽から50年が経ちましたね、ということで。

厳密にはもう少し前から萌芽の兆しはあるにせよ、はっぴいえんどというバンドの果たした役割と、のちへの影響は大きなものであると思うわけです。それぞれのメンバーの活動も含めて。そんな感慨を抱きながら、このアルバムを聴いてみたりしています。うん、やっぱり音がとんがってるなぁ^^。
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