SSブログ

Something Stupid [音楽]

カメラ関連の記事でスキップしてしまいましたが、前回の「この1曲」のデビー・ブーンからの繋がりで、Frank & Nancy Sinatra親子の「Something Stupid」です。二代目のみならずお父上もご一緒の登場とは相成りました^^;。この娘さんは、七光りの典型みたいに言われてちょっと気の毒な気もします。

60年代から70年代にかけてはトップクラスの人気があり、いわゆる「アイドル」系のシンガーとして知名度も高いものでした。まぁ途中までは「清純派」、のちにはちょっとした「お色気お姉さん」風のキャラクターに転身するという、いかにもな変わり身を見せております^^;。

髪をショートにしたモノクロの写真がありますが、お父さんのフランクとそっくりですね。特に口元と鼻とかね。歌い方も似てるところがあって、ちょっと放り出すような感じというか、声をあまり張らずにちょっと投げやりな感じのところが時々あります。マイクロフォン発明後に登場した、大声を出さない感じの歌い口ですね。その辺がお父さん似。

曲としては、オリジナルはCarson and Gaileという夫婦デュオがリリースしたものですが、なんと言ってもフランクとナンシーのシナトラ親子の1967年のバージョンがいちばんのヒットでしょうか。全米1位を4週に亘って獲得しています。このバージョンが世上大変有名ですね。

いろいろな人がカバーしていますけど、Robbie WilliamsとNicole Kidmanのコンビで2001年にリリースされたバージョンがいろいろな国でヒットを記録しています。日本でも竹内まりやさんが亡くなった大瀧詠一さんと歌ったバージョンがあります(2003年のアルバム収録曲)。くしくも細野晴臣さんもアン・サリーさんと2013年に歌ったバージョンをアルバムに収めています。

フランク・シナトラと言えば思い出すのは、某オーディオ屋さんの店頭でのこと。ちょっと聴いてみたいスピーカーを見つけたので、店員さんに「試聴させてくれ」と頼んだら、どうやらやりかけの仕事があったみたいな雰囲気で、軽く面倒くささを現しつつ「どんなのがいいですか」と質問されました。

「どんな」が一瞬分からなかったんだけど、試聴のための好みの音楽ジャンルを聞かれていると思ったので、「ボーカルを」と言ったら、なぜかアナログ盤でシナトラさんをかけてくれました^^;。なぜアナログで、なぜフランク・シナトラ^^;。私が好む感じだと思ったんでしょうか。

ホントを言えば女性ボーカルが聴きたかったんですが、そんなことも言いづらい気がしたので、少し聴かせてもらったあと逃げてきました^^;。ジャズだっていいし、坂本真綾さんなんかもいいんですけどね^^;。それ以来はオーディオ屋さんで何か聴きたいと頼むときには、できるだけ暇な時を狙って具体的に言ってます。そんな思い出のシナトラさんなのでした^^。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。