SSブログ

ガールズ&パンツァー最終章 第3話が完成したとのことです^^ [アニメ]

3月13日の午後も遅くなって、「ガールズ&パンツァー最終章 第3話」が完成した、と水島監督のツイッターで発表がありました。2月23日には「原画作業が終わりました」と言っておられたので、そこから2週間半ほどでの完成となったわけです^^。

今月26日の公開予定ですから、個人的にはもう少しぎりぎりの日程になるのかな、と思っていました。思ったよりも早く完成したなぁと^^;。まぁこれから細かい修正なども入っていくのかも知れないので、余裕はあったほうがいいんですよね、たぶん^^。

いつ見に行けるかな、とカレンダーとにらめっこしてみましたが、26日の公開初日はいろいろありそうで、おそらく無理です。土日もちょっと用事があるので、週明け月曜以降のできるだけ早く、ということになりそうです。遅くなると上映スケジュールが限られてきたりしますからできるだけその前に。

それと最寄りの映画館はバイクで行くことになるので、お天気とも相談しながらということになりますね。まぁ年度末とも重なるしいろいろ難しい時期でもありますが、なんとか調整をつけるつもりです。はたして知波単との対戦の行方は。いかなる展開が待っているのか、楽しみにしたいと思います^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

エラキンさんのこと [アニメ]

エラキンさんという絵描きさんをご存じでしょうか。ガールズ&パンツァーのイラストをツイッターなどで多数発表していらして、そのポーズの多彩さや表情の描写に感心していました。私はフォローしておらず、1か月に1回ぐらいのペースで検索して、まだ見てない絵を眺めるという習慣でした。

昨年の12月20日ごろに一度見たあと、年が明けて少ししてから探したら、ツイッターのアカウントが消滅してしまっていました。どうやら昨年の暮れいっぱいでアカウントを消してしまったみたいなんです。きれいさっぱりと。

どういう理由があったのか、ご本人のご都合を知る由もありませんが、旺盛な創作活動をしていらしたと思っていただけに、ずいぶん驚きました。なにかイラストを消すに足るだけの理由はあるんでしょうけど。想像に過ぎないけど、どこかのアニメ制作会社とかに就職されて、しばらくイラストは発表しないことにした、というようなことであればいいんですけどね^^。どうしていらっしゃるのか気になるのでございます^^。エラキンさんはいずこへ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

改めて劇場版「SHIROBAKO」のこと [アニメ]

年明けからあっという間に1か月が過ぎて、もう2月に入ってしまいました。あんまりアニメがらみの記事が並ぶのもどうかな、と思ったのでちょっとほかの方面もはさみましたが、やはり書いておきたいこともあるので、劇場版「SHIROBAKO」のことについて。

作品は昨年の2月29日の公開初日に劇場へ出かけて見ています。いわゆる「封切り」の日に映画を見るなんて、ずいぶんと久しぶりだ、なんて記事も書きましたっけ。でもその後は時間も取れず、ウィルス騒ぎのこともあって外出もままならないという状況で、結局は劇場には最初の1回しか行けませんでした。

冒頭の部分は動画サイトで見ることもできたのですけどね。全編をきちんと見直してみて、改めて気づいたことや書いてみたいこともあるので、タイムラグは承知の上で記事にしたいと思います。まずは丸川さんのお店に行った帰り道に、宮森さんが歌いだすシーンのことから。

劇場で見た時は見とれてしまって細部は覚えてはいなかったんだけど、3拍子で始まってどんどん展開していく歌は、力があるなぁと感心してしまいます。と同時に画面のパワーも大変なものだなぁと。こんなに動かしてもいいものかい、と思いました^^;。まぁ水島監督なんで、動かす時とところの個性は独特なんですけれど^^。

それから坂木さんのオーディションのシーンからの一連の流れ。安原さんの作監の仕事の滞りや、舞茸さんの脚本のこと、後輩の声優さんからある種の「あこがれ」まで受けている坂木さんの様子などは、家でゆっくり何度も見て、面白いつながり方だなぁと思います。今井さんから「師匠」と呼ばれて「商売がたきだよ」と返すところは、見直してみてやっと腑に落ちた気がしています。

「ライバル」ではなくて「商売がたき」という強い言葉を発する心情というか。舞茸さんから見ても一人前になってるんだな、ということですよね。たとえまだまだ駆け出しであるのだとしても。そして終わり近く、一旦は完成形となったSIVAのラストを、作り直したいと語り合うシーン。矢野さんの「分かってんならいいよ」というセリフは、やはり見直してみて納得できた気がしてます。
shirobako_01.jpg

最後に流れるSIVAのラストと「3週間」という日数を考えたら、それこそどれだけの労力を費やしたのかが分かります。こりゃ大変でしたよね^^。テレビ版の12話での菅野光明さんが絵コンテ見ながら、「相変わらず無茶やってるなぁ」と言うセリフを思い出しました^^。でも全員でヨーソローと声を合わせるところは、ホントに全員の気持ちがひとつになっている様子がよく出ていたと思います。

「俺は普通がいいんだよ」って言ってた渡辺さんも片手挙げてたし^^。エンドロールではその後のみんなの様子が描かれていて、ああ、みんなちゃんと生きているんだなと思えます^^。当たり前のように。この作品の登場人物たちが、それぞれに生きている。それが見届けられるって素晴らしいラストだと思いました。

そして恐らくは「蘇った」武蔵野アニメーションの、白板に記された予定^^。思わずにやにやしちゃいますよね^^。忙しいということは大切なことなんですよね^^。こんな劇場作品を届けてくれたスタッフ、キャストの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございます。そして誰より水島監督にお疲れさまと感謝を^^。どうか本当にお体には気を付けていただいて、これからの作品も心待ちにしていたいと思います^^。

追記:武蔵野アニメーションの「ツートップ」とも言われていた原画の井口祐未さん。この人の一人称は「あーし」だと思いますがこれについて。一部では時代劇などにも出てくる「あっし」ではないか、という指摘もあるようですが、どうも聞いていて「あっし」ではないと思います。

NHKのドラマ「坂の上の雲」に登場する香川照之さん演じるところの正岡子規が、一人称として話す時に使う「あーし」とニュアンスが似てるんですよね。このドラマのファンだったりして使うようになった、という裏設定があるのかどうか^^;。脚本の横手美智子さんにお聞きしてみたいものです^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

「戦翼のシグルドリーヴァ」のこと [アニメ]

昨年10月からのアニメについての記事、第3弾は「戦翼のシグルドリーヴァ」です。「シグルドリーヴァ」と言うのは耳慣れない言葉だなぁと思いましたが、調べてみて「ワルキューレ」と同義であるということが分かりました。本編中では「ワルキューレ」という言い方しか出てこなかったと思いますが。

北欧神話を題材に取っていることもあって、いわゆる「滅びの美学」に彩られた作品だったのかなと思います。ただ、キャラ原案の藤真拓哉さんの絵柄や、基本的な物語のスタンスが明るい方向に振られていて、悲壮感は極力排されていたとも思います。

「昼行灯(のふりをしてる)」な指揮官や、年季のいってる整備班長といった人物配置は、「あの警察ロボアニメ」を思い出しました。里見司令は必要に応じてかなり気合も入ってましたね。司令やってるってことは「空将」でいいのかな。私はあんまり詳しくないけど^^;。ここまで階級が上がる以上は、それなりには軍歴はあるはずです。

物語の特に前半の話数では食べるシーンがよく出てきて、おいしそうな食事だなぁと^^。見ていて新鮮なお刺身が食べたいなと、思うことも多かったです。
sigr_01.jpg

私のお気に入りキャラは駒込・アズズさんで、なんだかいつも振り回され役を引き受けつつ、困った顔をしてたりするのが楽しかったな^^。
sigr_02.jpg

本編中では、多くの「死」も語られるのですが、何しろ人類の存亡の危機に立ち向かっていることもあるし、全体としての明るいトーンもあって、「覚悟を決めて死にゆく」という雰囲気にはなりません。むしろ「そんなこと当たり前じゃないか」と言いながら、という気配が濃厚。ただエンディングの歌の時の情景は、一方でのこの物語の秘めているいわば「悲しみ」も見て取れて印象的です。

結局のところオーディンの目的って何だったのか、についてはもうひとつ理解しづらいものはあります。滅びた自分の世界を「再構築」したかったのか。それとも人びとの死によるエネルギーを蓄積したかったのか。単に寂しさを紛らわせたい、ということだったのか。まぁ明らかにされなくてもいいのかな。

個人的には大好きなフレイヤは出てこないし、狡猾で厄介なヤツのロキもいないしで、北欧神話の中でもオーディンのみにスポットが当たっているのは、ちょっと残念ではあります^^;。もっともお話としては、ほかの神々を登場させる余地はありませんし、ワーグナー的なゲルマン神話世界を引っ張り出すのもお門違いではありますね。

まぁあえて言えばワーグナー的「自己犠牲」を女性たちが遂げることは無く、むしろその役割は男性たちが担うところは、この物語の勘どころでもあるのかも知れません。重く苦しい滅びの物語、という性格を一面にもっている北欧神話を、明るい物語に変容させているのは好感が持てます。

声優陣はなかなか楽しい配役もあって、聴き応えがありました。山村響さんはまた飛行機乗ってるねぇと思いましたっけ。それと花守ゆみりさんは、私の知っている役柄とは違う方向の声を聞かせてもらいました。たまたまだけど「アクダマドライブ」と似た感じの声のトーンで、芸の幅を見せてもらったと思います。

2期は作れるのかな。神話からの神々の復活、みたいな設定をこしらえれば、おんなじ世界観でお話は作れそうな気はしますがどうでしょう。だとしても今のところは英霊機の力は消えているんじゃないかと思うし、かなり色々と工夫は必要な気はします^^;。

とにかく色々あって1期分放映が遅れたり、とかもあったみたいですし、スタッフの皆さんのご苦労は大変だったと思います。キャストの皆さんも含めてお疲れさまでした。楽しめる物語をありがとうございます。もし2期が可能ならやはり見てみたいなぁと思います。それを楽しみにして^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

「アクダマドライブ」のこと [アニメ]

昨年10月からのアニメについての記事、第2弾は「アクダマドライブ」。私はこういう感じの絵柄の作品だと、ほとんど見ないことが多いんですが、主人公を黒沢ともよさんが演じる、ということを知って見てみることにしました^^。第1話と第2話の演出やスピード感、エピソードの連なりかたなど、かなり感心して見ていました。「サイバーパンク」というけっこう古い言葉を思い出したりもして^^。

始めはある種の「SFピカレスクロマン」だと思って見ていたんですが、何話めかで医者がかなり致命傷に近いんじゃないか、という傷でも治してしまう、というシーンが現れて、「ああ、SFというよりは一種のファンタジー」という感慨が湧き上がってきました。誤解を恐れずに言い切ってしまえば「ある種の魔法」。そして喧嘩屋が殴り合いの末に絶命するに至って、ファンタジーであるという認識は定まったのでした。

いわば喧嘩屋本人の意識の中にある「美学/ファンタジー/業(ごう)」に基づいて行動した結果の「死」。ほぼこの時点で、アクダマとして登場した人物たちは、最終的にはそれぞれの死を遂げるであろう、そういう物語として語られるのではないだろうか、と考えたのでした。

あとはカンサイの中での処刑課との闘争とカントウの謎をもうひとつの軸として、「7人のアクダマ」の行動と死の物語を見ていくことになります。7人。なかなか象徴的な人数ではありますよね。ハッカーが早くに退場したのは意外でしたが、「切り札」として再登場させるための退場なんだろうな、とは思っていました。

医者とチンピラが「相討ち」になるのは予想外ながら、なるほどこういう最期もありかなと思えるシーンでした。特に医者は「本人の思惑」とは外れた他者の意識によって命を落とすことになります。ふたりともそれぞれの思い描いていた「行動規範」にそって行動したものの、本人の想定を外れた死を迎えるわけです。まぁさすがチンピラだけに、医者の傷が即死には至らない程度の「ためらい」のある小さな傷だったなと。医者は容赦の無い大きさの傷をチンピラに負わせるわけですが。

殺人鬼もまた「どうしても殺したい」という「美学/ファンタジー/業(ごう)」を押し通したあげくに、死を迎えてしまいます。彼が一般人/詐欺師に見ていた「赤い輪」は、結局のところは彼女の「アクダマ度」を象徴するものだったのだ、と思いますね。そんなものが見えるというのも、特殊な能力ではあろうけど。ただ、見えた赤い輪の衝動に突き動かされた結果が死であったという。

ハッカーはやはりここぞと言うところで再登場となりました。カントウの状態をいみじくも「こんなSFみたいな」とか言ってましたけど、ご本人もデータ化を施すという、「SFみたい」な状態になってました。いわばデータの波を突破するという衝動から、ご本人のデータにも損傷を負って消滅してしまうという最期を迎えます。

さて一般人/詐欺師。さっきアクダマ度と書きましたけど、本人の意識としては「巻き込まれて」いたはずなのに、結局のところは兄妹を助けたいという意識から、アクダマ度を増していかざるを得なくなるという道をたどります。ただ、終盤にデマを飛ばして大衆扇動を仕掛けている時の表情は、けっこうな喜びに彩られていましたね。そして自らの死を賭しての「詐欺」を働くことで、完全に「詐欺師」になりおおせます。
sagishi_01.jpg

なるほど、という感じはありました。それにしても髪を短くし、「処女」のまま十字架に架けられて死ぬ。まぁ言うなれば彼女はジャンヌ・ダルクであったということでしょうか。大衆を動かすことで戦いには勝つという結果は得ていますね。

そして運び屋もまた自らに課した「美学/ファンタジー/業(ごう)」を完遂して死ぬことになります。彼のバイクなんだけど、ほとんど無尽蔵のエネルギーを持っているみたいで、その点もある種「ファンタジー」なのかな、と思います。数百メートルのジャンプをしても、着地して乗れているという点も含めて^^;。1980年代に「トロン」というSF映画がありましたけど、バイクの活躍はちょっとその作品を思い出しました。私は「トロン」はちゃんと見ていないんだけど^^;。

結局兄妹はシコクに進んでいくわけだけど、そこが必ずしも「救いの土地」であるか否かは明示されないわけですよね。むしろ「シコク=死国」ということだってあり得るわけで。このふたりの未来はどうなるのか、あるいはカンサイとカントウの関係性も、どうなってしまうのかは描かないままに物語は終わりを迎えます。なかなかのディストピアぶりだなぁと思います。

全体として声優陣は重厚かつ適役な人たちで固められていて、聞き応えがありました。私は榊原良子さんが大好きなんだけど、今回はまたずいぶんな悪役で、「艶のある声」はあまり聴けなかったのはちょっと残念^^;。主人公の黒沢ともよさんは、大変よく似合う役柄であったなぁと思います。チンピラ役の木村昴さんはすごく上手に演じていらしたなぁと感心していました。あと花守ゆみりさんが、私の知る声とはずいぶんと違った声で演じていらして、芸の幅を見せていただきました。

いずれにしても、私としては予想外の収穫のあった作品で、かなり楽しませてもらいました。作画の面などでの苦労はかなり大変だったんじゃないか、とか思います。キャスト、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。2期はあるのかな。このまま終わってももちろん見事な物語だし、世界観の設定を生かして別なストーリーを作ることも可能かな、とは思います。楽しめる作品をありがとうございます^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

安達としまむらのこと [アニメ]

昨年末はけっこう忙しく、年明け早々からはちょっと家を空けるというスケジュールだったもので、昨年の秋からのアニメが終わったあとは、感想などは書けないままでいました。いくつか書いてみたい作品もあるんで、時期的に間が抜けるのは承知のうえでいくつかの作品について記事にしてみようかと思います。まずは「安達としまむら」から。

どんなお話かは分からないままに見始めてしまい、ストーリーの進み具合がゆったりしていたこともあり、途中で飽きるのかなとも思ってたんですけどね。私の場合は3、4話ずつまとめて見たりすることもあるんで、それで見続けることができたのかも知れません^^;。限られた登場人物と世界観の中で広がっていく個々の「思考と思い」の物語。

本編中で時折り語られる、安達としまむらそれぞれの心のモノローグは、ほとんど詩を語っているようでもあり、言葉としての美しさを感じましたね。まぁいわゆる「ラノベ」の範疇に入る作品なんだろうけど、いわゆる「純文学」に近いものもあるのかな、と思いました。純文学って何、と問われるかも知れないんだけど^^;。

安達、しまむらのふたりとも、ある種「疎外感」を抱えているのは確かなんだけど、だからと言ってそれぞれが深刻になるわけでもなく、どことなく「世界との違和感」は感じつつ生きている、という。わりにいろんな人ともどうにか合わせていけるしまむらと、「合わせること」には最初から消極的な安達。他者との距離感の違いはあっても、似ている同士であるとは思います。

このふたりの「心の距離」を語っていく作品、と言い切っちゃうと言葉が浅くなる気もするけど、ほかの登場人物のそれぞれの「距離」も含めての物語ではないかと思います。それぞれの母親、妹、あるいは以前からの友人や知り合いなども含めて。なのでいわゆる「アニメ的盛り上がり」とか展開には、はなから背を向けている作品になっているわけですね。

こういうスタンスの作品だと、「とても受け入れられない」と考える人もいるわけで、恐らくはつまらないからやめた、という人もけっこういるだろうと^^;。どういう着地をするんだろうか、と10話あたりからは気になっていましたけどね。

それにしても自分の娘の名づけを「抱月」にするって、どんな考えだったんでしょうね^^;。バレンタインのエピソードで電光掲示板に名前が出てきたときに、「ペンネーム」の一種としてこの名を使ったのかな、と思ったんですが。本名でしたね^^;。安達の名が「桜」であるのとは、ある意味で好対照をなしています。
ada_shima_01.jpg
私としてはいちばんのお気に入りキャラはこの人なんです^^。正体は不明のままで終盤まで来てしまいましたから、どういう「配置」でこの物語の中にいるのかが、もうひとつ分からないままですが^^;。しまむら妹との「ペア」として、ということなんでしょうか。

原作はまだストックもあるようですし、2期が作られる可能性もあるかも知れませんが、桜の季節の美しさを背景にしてふたりが歩む、というラストシーンは美しかったなと思います。物語上の1年間弱のあいだに「ふたりの心の距離」が、以前よりは近づいたところで未来に続く、ということでいいのかな。いずれにしても、キャスト、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございます。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 最終回 [アニメ]

さて最終話の第2弾は「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」の最終回。木曜・金曜の放送で見ている人も多いのかな、ということで記事を書くのは1日待ちました^^。第3期も導入から各キャラクターのエピソードを追いかけつつ、ラストのベルリン奪還に至るまで、終わってみれば安定の、そして変わらぬ面白さを味わうことができました。

途中でも少し書いたけど、4話のシャーリーさんのエピソードは、人間関係が以前とは変わってきているのかな、という印象がありました。もちろんトゥルーデとシャーリーは、お互いを認め合いつつのけなし合いみたいなところがありましたけどね。6話でも拳銃を手渡すという重要なファクターがありましたっけ。

7話の「おふざけ」は相変わらずというか、毎シリーズとも7話はドタバタするのがお約束になってますね。今回も発端になるのはルッキーニちゃんの行動でありました^^。今期は作画にかなり気合が乗っていて、ストーリー、演出もさることながら止め絵で見てきれいな表情が多かったと思います。

前半から登場していましたけど、パットンさんはもっと間の抜けた役回りになるかと思いきや、意外にも(失礼だけど)まともな指揮官ぶりを発揮してましたね^^;。リベリオン軍人がカールスラント兵に命令する、なんてシーンはウィッチーズならではかも知れません。まぁ声が玄田さんだし、いい役回りになりますよね。

最終回に至るまで宮藤の魔法力制御は戻らない、という展開には少しはらはらしてました。3期に至って「魔法力とはどういったものなのか」の定義を最初から考えることになるのは、ちょっと面白いなと思います。そもそも宮藤の場合は、祖母、母ともに魔法力が年齢では減退しない、という設定であったはずで、それが「使い切ってしまう」という状況に陥るのは、よほどの負荷をかけてしまったことになりますよね。

ミーナの魔法力が年齢的に「上がり」が近づいてきていることも含め、物語の中にある種の焦燥感を生み出していました。まぁ言っちゃなんですが、最後は気合で取り戻すという展開にはなるんだけど。宮藤の場合^^;。そのあとの「シールドの破壊力」たるや凄まじいものがありました。防御手段が最大の攻撃に転じるのは、宮藤の特技と言っていいかな^^。
sw_r_to_b_01.jpg

ネウロイの本体にどうやって止めを刺すのか、いろいろ考えてはいましたが、宮藤が行動を止めているあいだにカールスラントの3人が破壊する、止めはミーナというところは見事なストーリーだと思います。ダンケルクの撤退戦も含めて、1期から見ていたものには、この3人の思いはよく分かっていましたからね^^。
sw_r_to_b_02.jpg

ベルリンを奪還・解放できたことで、物語にはひとつの区切りは付きました。3期を完走したスタッフ・キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした^^。ありがとうございます。果たしてこの続きの物語を作ってもらえるのか、は今のところは分かりません。ミーナの実戦参加も難しくなってきそうだ、と思いますからね。

とは言うものの、もし叶うのならば「後日譚」の形でもいいから、たとえばOVAでその後を追って、とかも可能かも知れませんね。できることならば、という願望ではありますけれど。まずはこれからの可能性に思いを馳せつつ、今期はありがとうございました^^。いい知らせがあればいいなと思います。待ってますよ^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

くまクマ熊ベアー 最終回 [アニメ]

さて年末も押し詰まってきましたが、今期のアニメも続々と最終話を迎えています。今期は何本か見ていましたが、毎週楽しみなお話だったのが「くまクマ熊ベアー」でした。だいたい私の場合、絵柄や世界観の雰囲気、声の出演者などから見始める作品を決めるんだけど、この作品は絵柄が好きな感じだったことと、監督が信田ユウさんだったことがきっかけになりました。

でも最初は「誰だっけ」と思ったんですよね、信田さん^^;。聞いたことはあるんだけどどこでだっけ、と思い調べてみたら「ハイスクール・フリート」の監督さんでお名前をお見かけしていたことが分かりました。だったらまぁ見てみようかな、ということだったんです^^。ということで、思いつくままに印象などをあれこれ。

見始めてすぐに、主人公のユナの声の河瀬茉希さんの声質や演じぶりが、すごく気に入ってしまいました。少し低めでわずかに鼻にかかった感じとかね。私の好みのコース、というヤツです。物語の内容から言えば、異世界に入り込む発端になるエピソードは、ちょっとユニークかなと思ったけど、入り込んだ世界の雰囲気や繰り広げられる物語は、まぁよくあると言えばよくある筋かなとも思います。

舞台になっているのは、大雑把に言ってしまえば「擬似近世ヨーロッパ」とでもいうところ。まぁ魔物も出てくるし、くまセット装備の魔法やスキルの発動というのは、ゲーム内世界であるとも言えるんでしょうね。終盤近くで港町ミリーラへ行くと、交易先に「和(倭?)」があって和食や米飯が食べられる、というのが愉快でした^^。ユナのモチベーションにもなってましたね。あー、調べました。「和の国」でしたね。

その港町ミリーラで出会ったギルドマスターのアトラの声が阿澄佳奈さんというのも、なかなか嬉しかったです。10話と11話ではクラーケン退治というのがお話のクライマックスを築いていましたが、寝不足なんでアイデアが今ひとつ、というあたりは面白かったですね^^。
kuma_kuma_01.jpg

あと、エンディングの終わりのあたりのユナが目を開くところで、右目だけ開けている瞬間の絵がすごく好きです。ユナの性格やフィナとの関係性もそこに現れていて、いい絵になっているなぁと思うのですよ。
kuma_kuma_02.jpg

すでに2期が決まっているとのことですし、私は原作は読んでいませんが、かなりの量が書かれているようですから、お話のチョイスや新しい展開が楽しみです。スタッフ、キャストの皆さん、今期はお疲れ様でした。楽しい作品をありがとうございます。2期も楽しみにお待ちしていますよ^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

シャーリーさんのバイク^^ [アニメ]

好調放映中の「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」ですが、第4話でわりと好みのテーマが登場したのでそのことについて^^。シャーリーさんのバイクの話。彼女はリベリオンのグレートソルト湖にあるBonneville Salt Flatsという塩の平原で、当時の2輪の速度記録である183mphを出したあと、ウィッチになった、という設定ですね。

このバイクの速度記録は、史実としてはむろん架空のものです。史実では1937年に立て続けに3回の記録更新があって、しかも更新されたのはハンガリー、イタリアとドイツでの話。173.68mphというのがドイツでの戦前の最高記録で、第二次大戦中は更新がありません。ま、当然か^^;。

4話を見ていて凄いなと思ったのは、彼女のバイクがどうやらハーレー(当然あの世界なんでたぶん名前は違うけど)だということ。たぶん900ccぐらい。OHV-Vツイン・エンジンのマシンということを考えると、排気量は大きいとは言うものの、高回転向きのエンジンではないですからね。おまけに後輪の駆動はチェーン・ドライブなんだろうし。

さっきのドイツでの史実の記録はBMWの495ccのエンジンで、まぁこれもボクサーツイン(水平対向2気筒)ですが、駆動はシャフト・ドライブなんで高速駆動には有利なんじゃないかと思います。というようなことを考えると、シャーリーさんの記録ってなかなかに凄いな、と^^。まぁ200.1mph弱という数字はちょっとうまくでき過ぎというか^^;、まぁ201.4mphとかいう数字でも信用しちゃいますけどね^^。

とにかく楽しめるエピソードではありました。バルクホルンさんも見せ場があったし。しかし今シリーズは少しエピソードを詰めていると言うか、最終話に向けて後半に話数のウェイトを置くためなのかもしれませんが、第4話に3人分のエピソードが入ってるという気がしてます。裏を読み過ぎかなぁ^^;。

以下は余談になりますが、「シャーリー(Shirley)」というニックネームについて。シャーロットの略称としては正しくない、という話題はシリーズ最初期の頃からあって、勘違いからだろうとか、映画のギャグネタからじゃないか、とかも言われてるようですけどね。私はちょっと違うことを思ったので、あくまで私見として書いておきますね^^。

シャーリーさんが初めてルッキーニと出会ったときに「シャーロット・イェーガーだよ」と自己紹介をしたんだけど、その時ルッキーニは「じゃあシャーリーさんだね」と答えたんじゃないかと^^;。と言うのも、ロマーニャ語ではシャーロット(Charlotte)という名は「Carlotta(カルロッタ)」という発音だから。おんなじだと言ことが、まぁ分からなかったのです。ルッキーニだし^^。

で、「シャーリー‥‥。まぁいいか^^;」って彼女は思ったんじゃないか。で定着しちゃったというような^^;。相手がルッキーニなんで許容しちゃったんですな、彼女おおらかだし。という仮説をしばらく前から温めていたんで、この機会に書いておくことにいたしますね^^。私見ですよ、あくまで。あのふたりならありそうな気はしませんか^^。

というわけで、これから中盤にさしかかってますます楽しみな「ROAD to BERLIN」ですが、毎回堪能させてもらっています^^。宮藤の状態が気がかりではありますが、私としてはやはり紫電改の性能では、魔法力が受け止めきれずに無理がかかっちゃったので、心の負担になったんじゃないかと思ってますがどうなのかな^^;。震電を使ってたのにね。整備不良のユニットなんかでも飛んじゃったし。まぁとにかくこれからの展開に注目しつつ、次回もお待ちしておりますよ^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 発進^^ [アニメ]

「ストライクウィッチーズ Road to Berlin」がいよいよ始まりましたね^^。劇場版の公開が2012年の春でしたから、実に8年半ぶり。途中に「ブレイブウィッチーズ」が2016年秋、昨年春には「501部隊発進しますっ!」が放映されましたけど。まぁ「発進しますっ!」はギャグアニメだし、絵柄も設定が別なんで、少しテイストは違ってますが。

まぁ坂本さんと宮藤芳佳の出会いのシーンでは、ちょっと涙が出そうになりました^^。坂本さん、髪を束ねるのをやめて、後ろに下ろしてますが、「慣れてない」とか言ってましたね。
sw_r_to_b_01.jpg

宮藤さんの階級が「軍医少尉」になってましたが、劇場版からの扶桑海軍の計らいってことなんでしょうね。正式に任官されているのかが、ちょっと曖昧な気はしますけど。もっとも「少佐」にまで昇進している、という二次創作もあるみたいで、海軍との縁は続きそうですけどね。

閑話休題。宮藤さんと言えば熊とは仲良しなんで、初回に出てくるはずとは思ってましたが、唐突にサーカスの白熊なんてなかなかの設定^^;。そしてヴェネツィアの戦艦の危機に、ストライカーユニットを付けて飛び立つわけですが、501のメンバーがちゃんと目撃しているのが楽しいところです。

501メンバーが見上げている方角が、きちんと正確に描かれているように思い感心しました。一直線に飛んで行ったとして、各基地との位置関係はこんな感じ。ヘルウェティアの空軍基地の位置はちょっと曖昧ですが、医学校から遠くはない、という解釈で^^;。
sw_map_01.jpg

サン・トロン(フランス語名)は最近ではむしろオランダ語のシント=トロイデンの名の方が知られているかも知れません。サッカーチームに日本選手が何人も所属してますから。セダンは比較的古い呼び方で、フランス語の発音に近い「スダン」が一般的になってきているようです。あとアントウェルペンは、しばしばアントワープという呼称の方が通りがいいかも知れませんね。以上は蛇足。

もう少し蛇足を続けると、ドージェという戦艦は実在はしていませんが、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦でいいようですね。主砲の砲口のところに、縁取りのあるような形がイタリア艦っぽいのかな。それと宮藤さんの使ったストライカーユニットはbf109のどれかの型でいいと思うんだけど、どうなのかな。いろいろ見比べた感じですけど。ちゃんと整備されていないんでガタついてますけど、本来はいいユニットのはず、だとは思います^^。
sw_r_to_b_02.jpg

とまぁ、いろいろ書き連ねましたけど、次回からの展開が楽しみなのと、お話の行き着く先がどのあたりまでなのかも気になっています。「ベルリン解放」にまで到達するのか、果たして^^;。あるいは道半ばでもう1期、あるいは劇場作品での大団円となるのか。楽しみに毎週見ていきたいと思っています。スタッフ、キャストの皆さん、楽しみにしてますよ^^。

追記:そう言えばバルクホルンさん、少佐に昇進してましたね^^。坂本さんが501を外れることになったこともあって、少佐になった上で「戦闘隊長」のような役割を務めるんでしょうか。そのあたりも描かれるのかな。まだ大尉のままのシャーリーさんとの絡みもちょっと楽しみです^^。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。