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けいおん!! 第13話 のこと [アニメ]

日本-パラグアイ戦の関係で、当日は見ていなくて、録画を昨夜に見て書いているのは今、っていうおよそ丸ふつか遅れの感想でございます^^;。もちろん1期からずっと見てるんだけど、2期に入ってアニメオリジナルなのかな、というお話も多いみたいで、今回ももしかしたらそうなのかも知れません。何しろ、アニメで知った作品は、アニメが終了するまでは原作は読まない主義。で、今回のお話の中で、とても印象的な場面があったので、ちょっと書いておこうと^^。まぁ、あちこちでおんなじようなことが書かれているのかも知れませんけど。

前半、梓が憂や純と夏休みを過ごしていますが、なんというか、夏休みの暇つぶし、というか退屈とは言わないまでも、淡々と時が過ぎていくような描写になってましたね。その合間にちょっと居眠りをしてしまう、その時の不思議な夢が全部先輩たちが主役というあたりが、すでにちょっと切ないと言うか、梓がけなげと言うか。先輩4人がそれぞれ1回ずつメインになる夢を見るという、なかなか律義な梓であります。まぁ、二階で弾いているギターの音だけの唯とか、セリフ無しで着座して気絶してしまうだけの澪とか、扱いは様々ですが^^(そこが夢っぽいかも)。

プールからの帰り道、4人の先輩たちに会うと、4人のペースに巻き込まれながらも、やっぱり楽しいと感じる梓。「4人の卒業とそのさきにあるもの」という、2期の中でずっと底流として描き続けているテーマをちょっと感じさせてくれます。かき氷を食べ、花火が見えたので、みんなで見に行くよ、と唯に手を引かれる梓。「きれいだな」と感じたのは、花火のことだけじゃないですよね。4人と過ごせる時間のことも、でしょうか。このシーンの、背中だけの唯と手を引かれる梓の顔の表情、という演出が見事です。
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もしかしたら、これも夢かも、という梓の心の動きが切なくて、少し涙が出そうになりました。4人といることで、変わってきた自分の心と、4人が近くからいなくなってしまった時を想像できない自分と。手を引いていた唯が人混みに消えてしまうと、見上げれば空には花火が消えた後の硝煙だけがたなびいている、というこれまた見事な心象表現でしたね。

ちょうど2期分全話の中間点のあたりになるであろう、13話にこういうエピソードが挟まれるのも、なにかの予感なのでしょうか。4人が成長し、5人目が入ってワイワイと楽しく突進した1期とは違って、2期はしっとりとしたシーンがあったり、それぞれの個性がより一層発揮される場面があったり、1期とはまた違った味わいを楽しませてくれています。これまでも、何度か涙腺が危うくなるシーンがあったんですが、今回は心の動きがとても印象的だったので、書いてみました。もちろん今後の展開も楽しみで期待してます^^。
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