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麒麟のゆくえ [TV]

年始からしばらく家を空けていましたが、我が家に帰ってきた泉ちんでございます^^。留守のあいだに録画しておいた番組を、気になっている順に見ていくという行動を取っていて「麒麟がくる」も先日の日曜分を見ました。最終回は2月7日だそうですから、いよいよ残りまで今回を含めても5回。見終えてあと4回というところで、「尺は間に合うのか」という気もしてきたので記事を書いてみることにしました。

まぁ間に合うように書いていらっしゃるのは、素人が心配しなくたって当たり前ではありましょうけど^^;。とは言えどこかでも書かれてたけど、教科書にも載ってる「長篠の戦い」が触れられもしなかったのは、かなりびっくりしました^^;。

本編ではかなり京都の政治情勢を描いていますし、長篠の戦いの内容についても諸説はあるようですから、ウエイトが置かれないのは分かりますけどね。松永久秀の最期については、演じておられる役者さんも重いし、見せ場はつくるとは思っていましたが、丸々1話を「平蜘蛛」込みで使っていました。吉田鋼太郎さんの熱演は素晴らしかったな、と思います。十兵衛とは30年に亘る親交だったことになりますね。

ここから時系列が進んでいくと大きな出来事としては翌年に上杉謙信が亡くなり、家康の嫡子の信康の切腹のいきさつ、本願寺との和解と続きます。そして天正10年春の武田氏滅亡、本能寺、山崎の戦いとなるわけですね。あと4話分と考えると、やっぱり慌しい感じはしそうな気が^^;。いろいろあって話数が減ったりもしてますし、最終的に年始をまたいでも放映が続いているのも異例なのですけれど。

とは言え何とかはなるんでしょうね、やはり^^;。最終的な結末はどんな風になるのかは、どうしても興味の尽きないところです。個人的には「光秀の最期を描く」というラストにはならないような気がしています。無茶を承知で物語を作ってしまいますが、山崎の戦いのあと生き延びて、お駒さんと夫婦になって伊呂波太夫の一座の顧問格になるとか^^;。

同じくお駒さんと一緒に、京都の一角で薬師(くすし)になって生きていくとか。なんて言う「ロマンティック・ストーリー」をひねってみましたけれど^^;。えーと、秀吉は十兵衛が生き延びたことには気づいているけど、長年のよしみもあるし、天下は取らせて貰う形になったし、見逃してくれるという。どうでございましょ^^。

あと4話、果たしてどんな展開が待っているのか、と言っても基本的な史実は曲げられないのは確かですが、なにしろ明智光秀という人は出自も含めて謎も多い人ではありますからね。その行く末も、あるいは歴史の謎の中に消えていく、ということにしてもいいんじゃないか、と勝手にそう思っているのでございます^^。楽しみに残りの放映を待ちたいと思っておりますよ^^。
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麒麟の夏休み^^; [TV]

麒麟が夏休みに入って、と言ってももちろん大河ドラマ「麒麟がくる」の放送休止についての話ではあります。我が家はTV番組で見たいものは、録画して時間の空いた時に見る、というスタイルなんで少し話題が遅くなってますけどね^^;。でも何しろ日曜夜はいろいろ生で見てますけど。ETV関連ね^^。

まぁ「桶狭間」までとにかく放映できて良かったな、と思いますよね。もうちょっとストックを持ってる可能性はありますけど、とりあえずの一段落ではあります。信長にとっての一大転機であることも確かだし。明智十兵衛にとってもある種の転機になった、というのがこの作品の視点であるようです。

このあと信長は美濃攻略に乗り出し、松平元康は三河を固めたのち遠江へ進もうとするわけだけど、そのあたりはまだ数年先のことですね。信長の天下への歩みも、まだ始まっていると言えるところまでは来てないのですが、それでも今川義元の侵攻を止め義元を討ち取れたのは、大きなできごとでした。

この作品、これまでの信長ものではさほど大きく扱われてなかった、当時の京都の政治情勢を比較的描いているのも好感が持てます。まぁ十兵衛の生涯を描くという観点からは、ある程度必要ですよね。何しろこの明智光秀という人、信長の臣下として働き始めるまでの出自や生い立ちなどが、空白が多くてよく分からない部分も多いんですよね。なので京都との関係性に注目したんだと思います。若い頃にパイプができていた、という。

もうひとつ、帰蝶の存在についても、これまでにあまり見られない視点が描かれ興味が増します。美濃への攻略は帰蝶の存在が(ひいては斎藤道三とその子たちの存在が)あった、という観点でしょうか。まぁ道三の子の高政とのいきさつはありますが、単に帰蝶が「怨みや遺恨」だけで動いているわけでも無いとは思います。さりとてこれまでしばしば描かれている「信長の恋女房」というだけの描き方でも無さそうです。

「マムシの娘」としての、いわば信長の「戦友」としての帰蝶、という描き方なのかとも思います。となると、放送開始前に「降りて」しまわざるを得なかった「あの女優さん」であれば、また違った雰囲気も楽しめたかも知れませんね^^;。私はあの人、ちょっと苦手なんで、最初聞いたときキャストに疑問が湧いたのですが、脚本としてこういう観点を想定していたのかとも考えると、ある種の納得はあります^^;。

さて、どうやら8月の末近くにならないと、放送の再開は難しいような話でもありますし、ここから年末まで、大きなトラブルの無いことを祈りたいものです。大河ドラマは、通常なら9月ごろには収録を終えてしまうことが多いように思うんですが、今回ばかりはそんなことは言ってはいられないですよね。

ここからの展開が見ものではありますが、まだ重要な人物が何人か、キャストの発表もされていませんね。例えば浅井長政やその妻となるお市の方(信長の妹)を誰が演じるのかは、まだ発表されていないようです。そういったあたりも含めて、どういう展開が待っているのか、まぁ史実は史実として、どのような視点で描かれていくのかを期待しつつ、放送再開を待っていようと思います^^。
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「いだてん」最終回 [TV]

大河ドラマ「いだてん」が終わりました。まぁ我が家は18時からのBS放送を録画して、月曜以降に見てたりしたので、視聴率には貢献してませんでしたけど。低視聴率のことはずいぶん話題に上がってましたね。出演者の「困ったできごと」も起こってしまったし。
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世の中で言われているほどつまらなくはない、と言うか我が家ではかなり面白く見てました。今日の分は録画してたものを19時半ごろから見始めて、終わると20時からの本放送が半分ぐらいのところまで来てたので、そのまままた後半も見てました。ちょっぴりは率に貢献^^;。

最終回も大変楽しく見ることができました。いろいろ収まるところは収まって、めでたく大団円という感じでしたね。来年も大河ドラマ「麒麟がくる」は見るつもりでいます。こちらも揉め事が起きちゃいましたから、放送開始が遅くなったりしてますけど^^;。

主人公の明智光秀は、信長に仕える少し前ぐらいまでの頃の資料はあまり無いらしく、はっきり分からないことばかりなんですよね。何をどうやって信長の元へとやって来たのか、いろいろ自由な解釈ができると思います。その分けっこう奔放なストーリーも可能なのかな。負の要素で語られることの多い人でもあるので、そこがどう違ってくるのか、どういう物語になるのか楽しみにしたいと思います^^。
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受賞の行方^^; [TV]

まぁ世の中いろんなことが起こるものです。アカデミー賞の授賞式で、よりにもよっておそらく最大のクライマックスであろう時に、受賞作品の発表を取り違えるなんていう恐るべき間違い方は、やろうしたってなかなかできないでしょうね^^;。やっちまったわけなんだけど。

それにしても凄いなと思ったのは、その時のとっさの対応ぶり。私がその場にいたなら(ありえませんけど^^;)、とてもできないなと感心しました。先の発表で「賞を取った」と思っていた人物が、「これは間違いだ、本当の受賞作品はこっちだ(自分たちじゃない)」なんて、マイクに向かって言えるのは、やはりたいしたものだと思うのですよ。

裏で進行している担当者が、使い終えた受賞作品のカードは破棄するなり、別の箱なりに収納するなりしていれば、こんな間違いは起こらなかったんでしょうけど。とっさに間違いに気づいて、訂正に走るのは焦ったでしょうね^^;。進行担当が間違わなければ起きなかったミスだけど、事態の収め方の見事さに感心させられた、そんなできごとでございました^^。

追記:その後の報道で知ったことですが、どうやら「受賞作を記したカード」は2セット作られていて、片方は読み上げるのに使用し、もう片方は「予備」であった、ということだったようです。本来ならば「使うのは片方だけ」なのに、うっかり予備から出してしまった(それもすでに発表が終わっている賞のカードを)のだそうです。用心深い方法を取っていたのに、手順はうっかりしてしまったわけで、それが騒動の元となったのでした。

「真田丸」最終回 [TV]

大河ドラマを全部通して真面目に見たのは、ずいぶんと久しぶりな気がします。今年の大河ドラマ「真田丸」の最終回が放映されました。私としては戦国時代の終盤の局面を、織田-豊臣-徳川の視点ではない側から描く、ということで見る気になった作品でした。もちろん信繁は豊臣の武将として描かれるのですから、最終局面では豊臣方視点にはなりますけど。

武田勝頼の自刃から始まって、北条の滅亡、豊臣秀次の自害と続くように、滅び行くもの、歴史から消え去っていくものという敗者の姿を描いていた作品でもありました。最後は豊臣家とそれに従った真田信繁や大坂城に拠った牢人衆の滅びてゆく姿も描きます。そして豊臣の象徴であった城の炎上する姿も。

最終回について言えば、信繁や大坂方の人々は最期を暗示させる(自害のシーンを描かない)終り方でした。これはある意味ではすっきりとした終り方だとは思いました。信繁が茶々に諭した「生きるための望み」が、結果として豊臣方の敗戦の最終的な原因のひとつになっている、という歴史の皮肉(うまく行かないときにはすべてがうまく行かない)という解釈は、ちょっと感心しました。

私個人としては、大坂の陣ののちの各登場人物たちの後日談を、少しずつでもいいから描いて欲しい気はしました。家康はこの戦いの翌年には亡くなるわけだし、それを追うように本多定信も家康のふた月のちに亡くなります。毛利勝永は落城の際に自害、長宗我部盛親は逃亡するも捕らえられて処刑されています。明石全登は敗戦後に行方不明という説が有力で、一説には南蛮へ脱出したとも言います。

そして真田信幸(信之)は、当時では希に見る長生きをしています。何より「真田家」を描いた作品であるという点で言えば、彼が回想する若き日の真田一族の姿で、全編を終わらせて欲しかったなと思いますが、尺の面からは難しかったでしょうね^^;。

いろいろと批判もあったようですが、私としては充分に楽しんで見てこられた作品でした。特に面白かったのは役者さんたちの個性で、ふだんテレビはあまり見ていない私ですが、それでもテレビ的にはユニークなキャストが多かったようで、それぞれの個性や役柄などは大いに楽しめました。

三谷さんが「幸村」説を採用したことには、ちょっと驚かされました。史実としては「恐らく本人は名乗っていない」ということのようですし。ただ世間としては「幸村」でなければ困る、という意見もあることでしょうね^^;。劇中でも途中からは左衛門佐(さえもんのすけ)と呼ばれる場面が大部分なのは、私としては納得がいっています。

全話を通しては、史実に沿った部分の描写と、史実ではっきりとしていない部分の自由な想像や描き方とが、比較的矛盾無く行われていたと思います。大部分の女性たちの生き生きとした様子などは、感心して見ていました。それとたとえば徳川家臣団をおおむね「ふたりの本多」で代表させてしまうといった「コストの切り詰め」も、少しもの足りない気はしましたが、まずまずの感じかな^^;。豊臣家臣団も同様ね。

全体としては、「歴史像」としてのドラマよりも、人物を描いていこうという作り方だったかなと思います。信繁、秀吉、家康という三者、そして昌幸と信幸とは、特に見事に描かれていました。それといかにも現代における「大河ドラマ」という印象は、始まったときから感じていました。なかなかに楽しめる50回であったと思います。年末ギリギリに放映される総集編が、どんな風に編集されているのかも楽しみに見てみたいと思います^^。

ドラマ「赤めだか」を見ました^^ [TV]

何を今さら、は覚悟の上での記事でございます^^;。年末に放送されていた、立川談春さんが書いた自叙伝風エッセイに基づいたドラマですね。録画してあったんですが、ようやく時間が取れて(カミさんも見たいというので、両者の時間が合うときに)通して見ることができたわけです。例によって原作は未読のまま^^;。

談志さんが亡くなったときに追悼記事を書きましたが、私は落語家としての談志には、わりと好意を持っています。それとある種の「研究家」としての談志にも。いろいろ言えるほどに落語を聞き込んでいるわけじゃないけど、現代の大部分の人よりは遙かに聞いてます^^;。そりゃ大部分の人はゼロだからね。

まぁ肌は合うのかなと。で、ドラマになって談志さんや落語についての描かれ方はどんなものなんだろう、という興味がありました。作る側だって「落語に親しんでない人」が多いだろうし。役者さんを含めて。あ、談志を演じたたけしさんは、お付き合いもあったし、よく知ってる人であったようですけど。ただもう仕方がないけど、ドラマの中の人物は「ほぼたけし」ですね、当然そうなっちゃいますが。

落語の演じ方については、入門したばかりの頃の「覚えました」という語り口調から、少しずつ「演じる」ということが作り上げられていく、という様子がきちんと表現されていたと思います。二宮くんはその辺はかなりうまかったなと感心しました。もっともさらに上を行くのが、志らくを演じていた濱田岳さん。この人はうまかった^^。それと私としては築地の場面で坂井真紀さんが出てきたのは嬉しかったですね^^。好きな女優さんなんで。

音楽にストーンズを始めとして、洋邦取り混ぜてのロック・ポップの数々が使われていたのも楽しいところでしたね。特にストーンズは5曲ぐらい出てきて嬉しかったな^^。ドラマ作品としてのクレジットに「音楽」の担当者が(普通は作曲者などが入るけど)ありませんでしたから、プロデューサーさんあたりの選曲でしょうか。

ドラマは二つ目に昇進したところでフィナーレを迎えます。原作はどうやら真打ち昇進までが書かれているようですから、あるいは続編が作られる可能性を残しているのかな。ドラマしか知らないので、原作とドラマの違い、ドラマで新しく入れてる要素などは分かりませんが、同じキャストやスタッフでやれるのなら、続編も見てみたいものだなと思いました。そうであれば、楽しみに待ちたいと思います^^。

ジェームス・ブラウンのドキュメンタリー [TV]

TVのカテゴリにするか音楽にしておくか迷うところですが、JBことジェームス・ブラウンのドキュメンタリーをやっていたので、ちょっと見ていました。ちょっとと断るのは、画面に正対してじっくりとは見てなかったからで、本気のファンの方に怒られそうな態度ではあるなとは思っておりました^^;。

私としてはJBさんのスタイルは少し単調で、騒がしさが勝る気がしていて、やや敬遠気味でございます。今でもそうですね^^;。スタックス/アトコ/アトランティックの系列のシンガー達とも少し方向が違うのかな。ウィルソン・ピケットやオーティス・レディングはよく聴いてましたけど。

見ていて感心してしまうのは、周囲にいた多くのミュージシャンや関係者たちの証言から作り上げられた、真性のドキュメンタリーであるという点でした。とても真面目な作りで、日本でよく見かける制作者の考えている着地点に到達させるためのドキュメンタリーという作りではなかったこと。そこに好感が持てました。なかなかに面白い見ものでございました^^。

番組表の文字は小さすぎませんか?^^; [TV]

デジタル時代に突入して、TVの番組表を直接画面上で見ることができるようになったのはありがたいんですが、この表の文字の表示って小さいですねぇ^^;。もちろん大画面のTVが普及したこともあるし、表示のにじみが消えて、小さくできるようになったということも理解してますけど。

我が家の録画機は、番組表の簡易表示もできるようになってて、こちらは比較的大きめの文字なんで助かります。使い分けられるので。やはりあれかな、新しく大きめのテレビ買いなさい、っていうことなのかな^^;。置き場所の関係もあって、あんまり大きいのは置けない事情もあるんですけどね。

「水曜どうでしょう」が旅に出た^^ [TV]

旅に出たらしいですね、水曜どうでしょう。私は例によって情報チェックなどには不精なもので、知らないでいたのですが、数日前にテレビに出ていた大泉さんが、「12日間海外へ」旅に出ていた、と言っていたそうです(カミさん情報^^)。慌てて公式を調べたら、藤むーからも「旅から帰ってきて」というコメント有り^^。

前回が2010年夏のロケで公開は2011年に入ってからですから、どんなに早くとも今年の秋以降でしょうね、たぶん。うっかりすると年を越して来年か^^;。アニメと違って素材は収録してあるんだから(尺は撮れてるんだから)、早くしなさいよと言いたいところですが、ま、しばらくかかりそうですな^^;。

放映の時期というものは、いわゆる「大人の事情」によっても変わってくるでしょうから、気長に待っているよりほか仕方がありませんね。それにしても、どこに行ったんでしょうね^^;。私としては、ぜひ「オーロラのリベンジ」を果たして欲しいものだと思ってますが^^;。それと「西ヨーロッパ」以外のヨーロッパにも行って欲しいのですが、あの辺は旅行事情がちょっと大変かもしれないから、難しいような気もします。楽しみに待つことにいたしましょうかね^^。

今夜は忙しい^^; [TV]

今夜は「あの花」の最終回とサッカーオリンピック予選のアウェイ戦とがありまして、なかなか忙しい夜でございます。通常「あの花」は、録画して翌日にゆっくり見るのですが、サッカーに備えて「夕寝」したので、録画しながら見てしまおうか、どうしようかと考えています^^;。

まぁ、落ち着いて見たいしほかの作業もしたいので、やはり明日かな。Webの最終回の話題に近づかないないように、気をつけねばなりません^^;。サッカーの方は実況まではいかないけど、随時経過は記事に上げようと思います。まぁ、できれば早めに先取点が欲しいところですね^^。1時45分キックオフとのことです。

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