ミュージカル「The Lion King」の音楽

「The Lion King」というディズニーのアニメ作品については、あるいは「ジャングル大帝」との類似性についての意見も当初はあったようです。ライオンが密林にいる、という設定自体がかなり特殊ですからね。ライオンの特に雄ライオンは、せいぜい「サバンナの昼寝オヤジ」ですから、普通はジャングルには縁がありません＾＾；。

手塚作品の肩を持とうとは思いませんが、アニメ「ジャングル大帝」の出来はかなりのものだと思います。動物たちが主人公の、というあたりはもしかしたらディズニー初期の作品からの着想もあるかも知れません＾＾；。そういうことを言い出すときりが無いとは思いますが＾＾；。特にオープニングは冨田さんの音楽の力もあって、手塚アニメの最高峰と言えるように思います。

ディズニー版アニメが手塚治虫から影響を受けたかどうかはともかく、私はアニメ版は未見であります＾＾；。ミュージカル版も未見であることには変わりませんが、音楽を聴く機会があって、なかなかこりゃ凄いものだなと思いました。アフリカ起源のアメリカ音楽、ゴスペルやR&Bの要素が、特に合唱の部分に強く表れています。

ソロの部分は、わりに伝統のミュージカルのスタイルに近いのですが、合唱部分のゴスペル風の力強さは大変なものだと感心しました。少なくとも音楽においての独自性は保たれています＾＾；。改めて聴きごたえのある作品だと思い、このところのお気に入りなのでございます＾＾。

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