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Alone Again (Naturally) [音楽]

サッカーの大きな話題があったこともあって、1週スキップしてしまった「この1曲」シリーズですが、今回はタイトルの「Again」のつながりから、Gilbert O'Sullivanの「Alone Again (Naturally)」です。ギルバート・オサリバンはアイルランド出身のイギリスのシンガーで、この曲は1972年にリリースされて、全米の1位を獲得するヒットになっています。

なかなか辛い出来事のあった時のことを歌にしているようで、歌詞はシニカルで悲痛なものですが、明るさの中に悲しみをたたえたようなメロディが、とてもいいできだと思います。和声的には面白いコードが出てきて、この時代のポップスとしては、かなり毛色の変わった1曲じゃないでしょうか。

ピアノでコードを拾っていくとそんなに難しくはないんですが、ギターで弾こうと思うとかなり左手が厄介だったりします^^;。それとサビに入っての転調が、ポイントでしょうかね。間奏のギターも大変印象的です。なかなか音楽としては面白い作品に仕上がってますよね。

この人の日本での人気はかなりのもので、作品がCMの曲として使われたり、アニメのテーマソングになったりしています。ずいぶんの数のベスト盤が出ているみたいですね^^。何曲かのヒットがありますが、やはり「Alone Again (Naturally)」が最大のヒットで、これを超えるヒット曲は結局出せませんでしたが、60歳の後半にさしかかった現在も、イギリスでは活動を続けているとのこと。いい雰囲気のお爺ちゃまになってる感じです^^。
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