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Eat It [音楽]

前回に「Beat It」を登場させたときに、あるいは賢明な方は次の曲に気づいていたかも知れません^^;。今回は「Eat It」、“Weird Al” Yankovicの1984年のヒットですが、もちろんMichael Jacksonの大有名曲のパロディと言うかむしろ「替え歌」と言うべきか^^;。「パロディ」としてしまうと多少の「変容」を伴って欲しい気もしますから、やはり替え歌でしょうね、ホントは。

バックのサウンドやPVなども含めて再現性はかなり高く、作品としても成功してるしヒットもしました。歌そのものは替え歌だけど、PVについてはパロディと言うべきでしょうね。前回では「Beat It」は直訳して「殴れ」と書きましたけど、「逃げろ」という訳し方をよく見かけます。米口語に「だます」といった意味もあるようですから、「逃げる」のもありでしょうね。まぁダブル・ミーニングなのかな^^;。

がしかし、「Eat It」は完全に「食え」ですね。言い換えとしても音の似てる感じでも、うまいところを突いてます。アルの面目躍如でしょうね。食い続けるとどうなるかと言えば「Fat」に繋がるわけで、「Beat It」と「Bad」の関係性を見事に再現しています。マイケルもこの「Eat It」と「Fat」はお気に入りだったようで、このアルのバージョンは公認パロディということになっているみたいです^^;。

もっとも「Bad」についてもウラの意味はあるみたいで、ある種の「かっこよさ」の表出という考え方もあります。「Cool」と同義だという感じですね。でもアルの食えば「Fat」は、ストレートに訳していいんじゃないかと思います。それにしてもこの2曲はPVの出来もとても良くて、楽しい見ものに仕上がっています。

アル・ヤンコビックという呼び方は、日本独自のある種の省略形で、ホントは「ウィアード」を付けておくべきらしいです。「おかしな」アルという名義なわけですね^^;。なにしろずっと活動は続いていて、アメリカでは大変よく知られたミュージシャン(と言うかパロディスト)です。「ポケモン」の米国での劇場版で、エンディングソングを歌ったり、ちょっとした日本との縁もあります。相変わらず楽しい人なのでございます^^。
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