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You've Really Got a Hold on Me [音楽]

このところ「人称代名詞」をタイトルに含んでいる曲という繋がりで続けている「この1曲」シリーズですが、今回はThe Miraclesが1962年の9月にリリースしたシングル、「You've Really Got a Hold on Me」です。もちろんこのThe Miraclesは、Smokey Robinsonがリーダーでリードボーカルとして在籍したグループです。のちにSmokey Robinson and The Miraclesに名称が変わりますけど。

変わるのは1963年か64年ごろのようなんで、やはり正式にはザ・ミラクルズのリリース曲ということになると思います。音盤のクレジットもそうなっていますね。で、もちろんこの曲が一般に知られているのは、The Beatlesの2枚めのアルバム「With the Beatles」にカバーされて収められているから、と言っていいでしょう。そしてこのカバーは、ビートルズの作品の中で唯一の「ジョンとジョージ」のコーラス「だけで」歌われている曲ということのようです。

ミラクルズの原曲のバージョンは、少しゆったりした歌いぶりでコーラスも柔らかみのある感じで歌われています。原曲を聴けば、「あぁ、ビートルズはほぼフルコピーしてるんだね」というのは、よく分かると思います。ただしなぜかミラクルズ版はフェードアウトしてますけど。ビートルズの方はエンディングが付いていて、これはライブで歌うことも意識しているのかな、という気もします。

それにしても思うのは、60年代から70年代ぐらいまではよく作られていた、この曲のような「3拍子系」の楽曲が、最近はあまり聴くことが無くなったこと。4/3にしても8/6にしても。まぁ前進力というか、ビートのスピード感というか、そういうものが求められることが多くなったってことなんでしょうね。「音楽のバリエーション」としての3拍子は、ロック・ポップ界では失われつつあるということなんでしょうか^^;。果たして。
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