ラスボス

バンクーバーオリンピックも終わりに近づいています。26日はたまたま家にいて、リアルタイムで女子フィギュアのフリーの終盤を見ていました。浅田真央が銀メダルだったのは、惜しくもありますけど、その日の演技ということでは相手が一枚上だったことは認めざるを得ないでしょうね。一発の演技スポーツですから、巡り合わせが逆だっていう可能性も多分にあったのだろうとは思いますが。

あの曲（ラフマニノフの「鐘」）については、いろいろ意見も出ていたようですけど、相手と違う色を出していくことを考えなくてはならない、という前提は外していないでしょうね、たぶん。打ち込みでアレンジし直された重々しさを増した音楽になってて、ラスボスに悲壮な戦いを挑むRPGの女主人公の舞いを眺めている気分でした。ラスボスって誰？

ショートで使っていた「仮面舞踏会」もすっかり有名になっちゃいました（なにしろその前にはフリーでも使っていたし）。重たいワルツだなー、という感じがしてますね。ベルリオーズの「幻想」の２楽章のワルツよりも、さらに重い＾＾；。「仮面舞踏会」というタイトルから言えば、以前は私はヴェルディしか知りませんでしたよ＾＾；。ドラマティックな秀作ですが、ヴェルディ作品中では有名度は少し低めかな。確かにこっちも暗め、重めのストーリー展開です。

スケートの女子パシュートは、ものすごく惜しかったけど、100分の2秒差ってのは人智の及ばないところですから、仕方ないでしょうね。ゴールがあと10m手前なら、結果は違ったものになってたとは思いますが。

ヴェルディ:仮面舞踏会 全曲

• アーティスト: ヴェルディ,バルトレッティ(ブルーノ),サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2004/11/26
• メディア: CD

タグ：浅田真央 パシュート フィギュア ハチャトゥリアン 仮面舞踏会