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バーンスタインとカラヤン [音楽]

佐渡さんが語るバーンスタイン、その第2回。エピソードひとつひとつをつないでいく形になるんで、どうしてもちょっと散漫な印象になってしまうのは、いたしかたないところでしょうか。カラヤンとライバル関係にある、というレッテルは当時の音楽マスコミがあおったものだと思います。お互い活躍している地勢的範囲があまり重なってはいませんでしたから、要するに最大の戦場はレコードの売り上げについて、でした^^;。

のちに、ニューヨークを離れたバーンスタインがドイツ・グラモフォンと良好な関係を保ったため、グラモフォンの使える最良のオーケストラのひとつ、ウィーンフィルと多くの録音を残すことになったのは当然でした。なんと言ってもベルリンはカラヤンの持ち物だったし^^;。ついでに言えばアムステルダムはフィリップスの持ち物だったし^^;、イギリスとフランスのオーケストラのいくつかはEMIの持ち物でした。

まぁ、基本的には「人物伝」としての側面からの番組なんで、「音楽的」な面をあまり突っ込んでは語れないのでしょうが、「カラヤンの指揮ぶりを真似する佐渡裕」は、なかなか見ものでした^^;。うまいよね、手つきとかポーズの雰囲気とか。顔を傾ける角度なんか実にうまくて、語る言葉の重みも増していたように思います。佐渡マジックと呼んでおくことにいたしましょう^^;。

私はバーンスタインもカラヤンも、その音楽を語れるほどには聴いていません。というか、ほとんど聴いていないかな、ふたりとも。80年代に入って、CD時代の到来とともに、バーンスタインがベートーヴェンの交響曲を立て続けにウィーンフィルと録音していた頃も、耳にすることはありませんでした。我が国の某評論誌が、ウィーンフィルと録音し始めたとたんに「特選」を連発していたのは、よーく知ってましたけどね^^;。

来週は作曲家としてのバーンスタインについて。私も「ウェストサイドストーリー」以外はまるで聴いたことないぞ^^;。「エレミヤ」とか「不安の時代」とかの交響曲があるのは知ってますが、未聴なのであります。その辺が多少でも音を聴けるか、ちょっと楽しみではあります。来週を待ちますとも^^。


序曲名曲集

序曲名曲集

  • アーティスト: ニューヨーク・フィルハーモニック,バーンスタイン,ロッシーニ,オッフェンバック,スメタナ,スッペ,ドヴォルザーク,エロール,バーンスタイン(レナード)
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/10/25
  • メディア: CD


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