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33人いる!! [ひと]

んー、正確には「33人いた!!」。ついでに「他6人いた!!」。言うまでもなく、チリの鉱山落盤事故の話でございます。8月22日に生存者が確認された時に、この話題で記事を書こうかと思ったんですが、まてまて、ことは落盤事故の現場についてだし、万一再度事故が起きるようなことになったら、とっても悲しいことだし。とにかく救出すると言ってるんだから、経過を見守って、と考え直してその時は書くのをやめたのでした。

とにかく全員が無事救出された今、何ごとも無くすべてがきちんと進行したことに感謝したいと思います。仕事の内容もあって、比較的体力面でしっかりした人たちの集団だったこと、おそらくは団結力のある集団だったこと、中心となってまとめていけるだけのリーダーシップのある人が混じっていたこと。そして、なによりも希望を持ち続けることができたこと。

事故に遭った33人という集団が、希望を持ち続けパニックにもならずに発見された日を迎えたことが、重要なことだったろうと思います。何しろね、17日間だよね。いろいろいきさつがあったのかも知れませんが、一部が暴徒化したり、パニックに陥ったりしていたら、集団が維持できたかは疑問です。最初の17日間を耐え抜けたことが最大の勝因でしょう。

国民性という面や、あと「同じ職場の人々」という側面も重要かも知れません。例えば同じ船に乗り合わせた人たち、と言ったシチュエーションなら、必ず「自分を優遇しろ」という人物が登場しかねません(映画なんか見てるとね、たいがい出てくるよね、こういう人^^;)。あるいは暴力に訴えてでも、自分だけは助かりたいという人。17日間という日数を考えると、それが起こらずに済んだことはたいしたことだと思います。

また、もしこれが日本で起こったら、あるいはもっと卑近に自分の身に起こったことであったなら、最初の17日間を待つことができたかどうか。私は自信ないなぁ、悲観してしまいそうな気がします。また、もしこれがアメリカで起きていたら(あるいはイギリスで、ドイツで、イタリアで、フランスで、中国で起きていたら)、という話題は我が家のこの2、3日の中心話題でした^^;。話の中身はかなり放送禁止な気がするんで伏せちゃいますけど^^;、「たとえばアメリカで起きてたら、ひとりピストルを隠し持っていたヤツがいて……」みたいな話をずいぶんしてました^^;。

救出が始まる前に、(たぶん)テストも兼ねてカプセルで地下に降りていき、おそらくは不眠不休に近い状態で救出に当たり、全員の救出後に地表に戻ってきた6人のレスキューも、ホントに称賛に値すると思います。特に一番最後に地下でひとり残った人。この人は他の人が知らない不安感も味わったのかもしれません。とにもかくにも、すべてが無事に済んだことに、拍手を送りたいものだと思います^^。
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