季節外れの台風、あわや上陸＾＾；

今年は、台風の「当たらない年」だったんですが、最後になってあわや上陸という台風がやってきて、驚かされました。何しろ今年の台風は未だ14号ですからね。発生数からしても、少ない部類に入ります。でもって、10月も半ばを過ぎた頃に台風が日本本土付近まで来ること自体、そう毎年あるというわけでもないので、南方海上で台風が北東を指して進み始めた頃から、注目していました。

沖縄あたりにいる頃には、上陸必至という進路だったので、かなり珍しい例になりそうだと思っていたんですが、東進するにつれて、やや南よりに進路が変わり、房総半島沖を通過するに至りました。とはいえ、かなりの量の雨を降らせては行きましたけど。私は埼玉に住んでますから、「かなりの雨」程度ですが、関東南部ではけっこう風も強くなっていたようでした。

台風上陸の遅い時期の記録としては、1990年の台風第28号という例が、11月30日に南紀白浜に上陸しているのだそうです。この一例のみが、群を抜いて遅い記録で、第２位に当たるのは10月28日とのこと。つまり、今回の14号がもし上陸していれば、記録上（ただし1951年以降の、という注が付きますが）の二番目の遅さということになったはずでした＾＾；。

1990年は記録的な猛暑だった、ということから秋も大変気温が高いまま推移して、台風が本土接近と上陸をする条件ができたようです。「1990年は記録的な猛暑だった」。その年の夏に日本に来合わせてしまったバーンスタインが、日本で体調を崩すわけです。まぁ、ちょっと話題がつながっていますね。そう言えば今年の夏も、とんでもない暑さだったんですよね＾＾；。いろいろ巡り合わせってものは、あるものでございます。

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