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ブルーブラックを作る^^ [万年筆]

万年筆ファンならご存じのように、ブルーブラックという色で発売されているインクの中には、「古典的」と呼ばれている種類のものがあります。時間経過とともに化学組成を変化させて、色あいを変えると同時に、含まれている成分が定着して、耐光性・耐水性を持つというものです。ただ、このインクは万年筆の中で乾燥してしまうと、定着してしまって流せなくなるとか、手入れを怠るとペン先に不純物が付着して、書けなくなりやすいとか、扱いにはいろいろと難しさがつきまとうようです。

「古典的」とは別に、普通の万年筆インクと同じように、色としてブルーブラックを製品としてラインに加えているメーカーもあります。染料で色を付けているわけで、通常のインクと同じように、水にも流れるし、光にも長時間当たると色が抜けていくことになる、らしいです。「らしい」と言うのは使ったことが無いから^^;。いや、無いわけじゃないですけど、光に当てたりはしていないという意味で。

普通のロイヤルブルーなどだと、少し鮮やかすぎるのが、都合が悪い文章もあるので、時おり使う機会はあるのです。手元にプレピーという、プラチナから出ている200円万年筆のブルーブラックがあるんですが、このインクは青なのかグレーなのか、その中間ぐらいに見えるという色合で、しかもかなり薄い感じに見えます。文字を書くとちょっと頼りない気がして^^;。もう少し濃いめの色あいにならないものか、と思っていました。あるサイトで、ブルーと黒を同量混ぜて使っている、という記事を見かけて、「そうか作るという手もあるね」と考えたのが、きっかけなのでございます^^。
ink_bottle.jpg

ただ、特定のメーカーを別にすれば、インクを混ぜるのは推奨できない、という姿勢みたいですから、いちおう「自己責任」ということになります。まぁ、所詮「染料」なわけで混ざり合って危険な物が出来るわけでもないでしょう、と、たかをくくって^^;、同じメーカーのものなら大丈夫じゃない?という、根拠のない実験に突入したのでした^^;。

100円ショップで小皿と瓶を買ってきて、準備を整えて。瓶のラベルに「完全密閉はできません」と書いてあるのが、ちょっと気になりましたが^^;。手元に使っていないペリカンの黒のカートリッジがあるので(万年筆で黒を使う機会が無いので、付属してても使わないのです)、これとペリカンのロイヤルブルーとを混ぜて見ることにしたのでありました^^。   この項続きます^^;。
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