アンビション ロンバス Mニブの筆記

さて、アンビションの筆記のスキャンでございます。インクは、ウォーターマンのフロリダブルーです。例のごとく、乱筆御免蒙＾＾。

このインクは、紫の色合がほとんど入らない、という点でペリカンやラミーのブルーとは一線を画する色ですが、スキャンでも特徴が出ますね、見た感じ。アンビションはMニブとしてはしっかり太め、という印象があります。フローがいいので、濃淡はあまり出てこないと思います。ほんの少しだけ縦画と横画の太さに変化があって、そこが楽しめます＾＾。

書き味は滑らかで、特に欧文を書いている時の書き心地はかなりいいものです。欧州産万年筆なんだから、当然と言えば当然でしょうけど、漢字を書いていても、同じ気分が続きます＾＾。単純な円筒形のデザインですけど、持ち心地がいいのかな、と思います。まぁ、店頭で持ってみて試して良かったなと思います＾＾。円筒形デザインのためか、手に持った感じは言うなれば「クール」な印象で、いわゆる葉巻型デザインの、例えばクルトゥールなどとは違った印象・持ち心地になります。もちろん、どっちも捨てがたい＾＾；。

全体にとても気に入った万年筆となりました。ごく小さな欠点をひとつだけ挙げるとすると、ペン先の付いた首軸のところが、幅１センチぐらいしかなくクロームで仕上げてあるので、外すときに指がかかりにくいこと＾＾；。輪ゴムで滑りを止めれば簡単に回りますけど＾＾；。やはり、さすがこのメーカー、デザインと使い心地の交差が、かなり高いポイントでクロスしています。なかなかの出来であると感じました＾＾。お気に入りになりそうです＾＾。

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