曖昧な土曜日 川上さんのことを考えながら

なんだか、ぼぉっとしたままでいます。私そのものの中では「ショック」という言葉とは違うと思っているのですが、それなりには堪えているみたいです。

昨日は、知らせを聞いたあと、夕食を済ませてから、ちょっとお酒も飲みました。私にしては少しピッチが速くて、少しもうろうとしてしまいました。速いと言っても、普段だと２時間近くかけて飲む350mlのカンチューハイを、30分ぐらいで空けたんで、私としてはかなり酩酊していたり。

お酒の入った頭脳の状態で、ウテナの凄まじい最終回やシュガーの最後のシーンを少し思い出して、それからよせばいいのに「シュガー」の最終回を見始めてしまって、途中でシュガーとの別れのシーンが出てきてしまい、少し泣きました。それから、自分で作った砕蜂の声の聞き比べ（川上さんと桑島さんの声のシーンをふたつ抜き出したもの）を見たりしていました。

昨日、印象深かった役として、ウテナ、シュガー、砕蜂と書いたんですが、演じられたキャラクターの幅の広さには、改めて驚かされます。やはりこの人は、声優である前に役者だったんだと思います。演じる役に入り込んで、自分を変えていくことのできる人だと思います。

演じる幅はホントに広かったなぁ、と思ったりしながら今日もなんとなく過ごしていました。雨は午前に上がりましたけど、午後も空は曇ったまま。気分としてはこの天気で良かった気もします。曖昧な空の土曜日。

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