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DINコネクタの面白さ [オーディオ]

DINはドイツ工業標準規格のことですが、ひとつのコネクタで数本の信号線をまとめて接続できる、という利便性があって、今でも広く使われています。オーディオの世界ではテープデッキの接続に使われることが多かったようですが、「音が良くない」と言う理由で次第に使われなくなって現在に至ります。

確かに数本の信号線を(録音再生機の場合には、信号線4本とアース1本の5本)ひとまとめにしますから、細い信号線を1本に束ねて使うわけで、それぞれの太さにも制約があります。太けりゃいいわけじゃないけど、工夫はできないし、高級なケーブルを「音がいい!」と言って売りたい、という理由もあったでしょうね^^;。

PC関連だと、最近は消えつつありますけどマウスやキーボードのPS/2コネクタも一種のDINコネクタだし、MIDIコネクタもそうですね。とは言うものの、最近は少し影が薄いかな^^;。オーディオでもほぼ姿を消したかな、と思っていたのですが、ヘッドフォンの交換用ケーブルには使われているようです。

「音が良くない」と言う理由で機器の接続用としては姿を消したのに、ヘッドフォンの交換ケーブルのコネクタとしては使われる、と言うところが「面白い」と思ったわけなんですけどね^^;。元々ヘッドフォンのケーブルというヤツも、いろいろな制約があってむやみには太くできないし、純粋に信号線として見た場合は、けっこう細い部類に属します。交換ケーブルを使うヘッドフォンが、ドイツ系のメーカー(独墺系というクラシック音楽のくくりでもいいけど^^;)のものが多いんでしょうかね^^;。
タグ:DIN
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