柏レイソル1－3サントス

ハードなスケジュールを戦ってきた柏の健闘も、準決勝で敗退する結果となってしまいました。思ったよりもボールを持てているな、と見えていた前半でしたが、個人技でゴール前のスペースをこじ開けられるような形で、立て続けにゴールを奪われました。結果的にはこの５、６分間の失点が勝敗を分けてしまうことになったのは残念でした。

後半の早い時間に１点を返したものの、その後にフリーキックを直接決められてしまいました。何度か決定機は作りましたが、得点には至らず。ポストを叩くなど、惜しいシュートもあったのですが。２点目を入れることができて同点に追いつけていれば、違った展開もあったはずなんですけど、これは言ってもしかたありません＾＾；。

サントスのゴールは３本ともに、キーパーの届かないところに蹴り込まれるというのも、ある意味では技術を見せつけられたような気がします。２点目は、１歩スタートを早く切れていたら弾けたかも知れない、ということでキーパーの菅野は悔しがっていましたが、スタート出来ないように蹴り込むのも技術のうちなんだな、と思います。

１点目と３点目はキーパーが動けないシュートで、「柏のキーパーはこの大会で当たっている」という意識が、サントス側にはあったのかも知れません。なにしろキーパーから遠いところを狙われた感じはあります。どんなにいいキーパーでも、届かないところにゴールされるというのは、防ぎようもありません。

全体としては、あまり荒れた試合にならずにクリーンなゲーム運びになっていたのは、好感が持てました。柏は厳しい日程で、３位決定戦も戦うことになりますが、レアンドロ・ドミンゲスが出場停止というのはかなり痛いかも知れませんね＾＾；。怪我で出番の無い水野あたりに出場の機会があるでしょうか。

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