関東の冬のこと

前記事でちょっと脱線しかけたので、少し冬についての考察を試みる、の巻でございます＾＾。「日本の冬は」とひと言で言ってしまったけど、日本の冬のありようだって、その地方によってずいぶん違っていて、過ごし方も違えばもちろん気候も違っています。

昔、仕事で知り合ったドイツ人が、「東京の冬は素晴らしい」と言っていました。東京の冬ったって、普段は風は冷たいし乾燥しきっているし、と私が言ったら「でも、こんなに青空があるのは本当に素晴らしい」と、もう一度素晴らしいという形容を繰り返したのでした＾＾；。

彼はハンブルクの生まれで、ドイツでも最も北よりの都市のひとつに暮していたことになります。冬はずっと雲がかかっていて、もちろん寒くてそして湿っぽいんだそうです。それに比べたら東京の冬は、と言うことなのだそうです。そう言えばデンマーク人やイギリス人も似たようなことを言っていました。東京の冬は「青空がいい」と。

私は何年かのあいだ、いわゆる雪国に住んでいたことがあるので、確かに関東地方の冬の青空の感じは、明るくて良いものだという感覚は理解できます。雪国と言っても都市部ですから、降雪をメートル単位で言うなんてことはありませんでしたけど＾＾；。50cmも積もったら、けっこうバスが遅れたりしてましたから＾＾；。

だけど、雪は降るし湿っぽいしずっと曇っている、というのは日本海側に住んだことのある人ならば、分かると思います。それに比べれば関東の寒さの質は、やはり乾いていて明るい。ちょっと乾き過ぎるという気はしますけど。比較的安定して晴れ間が続く、というのは特徴的ですね。

となれば、やはり太陽熱利用の温水器とか太陽光発電について、関東に住んでいる限りは、導入するということも実用性が高いんじゃないでしょうか。純粋にコストだけから考えると、初期投資に見合うかどうか、という点はよく検討すべきですけど。

まぁ、確かに関東の冬の青空はとても気分がいいものですが、乾燥と冷たい風はやっぱり嫌いです＾＾；。湿っていて暗いのも嫌だろうとは思いますが＾＾；。なので、陽射しがある分はありがたいと思って関東の冬も良しといたしましょう。でもやっぱり寒いよねぇ、このところ＾＾；。12月からこれじゃ、先が思いやられます＾＾；。

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