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Power to the People [音楽]

「Power to the People」はもちろんJohn Lennonのソロデビューの直後のシングルで、大変メッセージ性の強い曲です。個人的にはジョン・レノンの作品のなかで、この曲をもってジョンの代表曲とするのは少し抵抗があります。ソロになってからだったら「(Just Like) Starting Over」がいちばん好きな曲かも知れません。

ビートルズ時代まで含めてしまえば、初期から終期に至るまでのビートルズの曲のうちの、いわゆるジョン曲で好きな曲は山のようにあります^^。私としてはたぶんポール曲よりもジョン曲の方が好きな曲は多い^^。たとえば「Across the Universe」なんかは、ジョンの内省的な部分が出ていて大好きな曲です。

ならば何故に「Power to the People」なのか。この時期でなければならないから。シンディ・ローパーが昨年の大震災直後に来日して、日本でいくつかのライブを行ったとき、会場と一体になってこの曲を歌った、というエピソードを知りました。あんな時期に日本にいて歌ってくれたということが特別なことです。

ほかの来日予定だったアーティストも来日を取りやめ、シンディを招聘したレコード会社も来ない方がいいと言っている中、来日してライブを行う。それは日本のことを大好きだったシンディ・ローパーにとって、とにかくできることをやろう、ということだったのだと思います。

そして今年の3月、シンディはまた日本に来て東北の子供たちに会いに行ったりしてくれています。不遇で下積みの時代に、日本食レストランでバイトをしていて日本語を覚えたというシンディ。去年の3月に日本にいてくれたということだけでも、大変なことだったと思います。ありがとうシンディ・ローパー。心から感謝しています^^。
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