Knock on Wood

1966年のEddie Floydのヒットですが、同名異曲がほかにもありますね。ビルボードで１位になっているそうなんですが、そのわりには有名でもないような＾＾；。歌っているエディ・フロイドに至っては、少なくともシンガーとしてのヒットはこれ１曲なんじゃないかと思います。

「一発屋」という言葉を使うのはちょっと申しわけないけど、どうやらソングライターとしての活躍が多かった人のようです。歌い手としてのヒットは、やはりこの曲だけみたいですね＾＾；。この曲自体は、オーティス・レディングも録音したりと、R&Bのスタンダードの扱いは受けてるようですが。

同名異曲では、Justin Kingという人がギターのインストルメンタル曲を作ってますね。かなりの技巧を聴かせてくれます。あと、ちょっと有名なのは映画「カサブランカ」の中の酒場のシーンで、サムというピアノ弾き兼シンガーが、店のお客さんと掛け合いながら歌う歌のタイトルが「ノックオンウッド」です。テーブルを３回叩く合いの手が、なかなか楽しいシーンです。

この「木を叩く」と言うのが、アメリカではある種の「幸運のおまじない」になっているらしくて、小澤征爾さんが演奏会の始まるときに、ステージ袖で一合升の裏を３回叩いてから指揮台に向かう、というのをテレビか何かで見たことがあります。おまじないの歌だったんでしょうかね＾＾；。

タグ：Eddie Floyd やはりこの１曲