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Simon Says [音楽]

「Simon Says」は1967年に1910 Fruitgum Companyのデビュー曲で代表曲にもなっています。翌年の1968年初頭にはチャートの4位まで上昇して、かなりのヒットになりました。「この1曲」シリーズの記事としては、前回がドーンの曲でしたので、スタジオミュージシャンの作ったグループのヒットという点が共通しています。

1910 Fruitgum Company(長いので以下NFC)というグループは、いわゆるバブルガム・ミュージックと呼ばれる音楽の代表格と言われます。60年代終わり頃に現れた陽気で明るい(悪く言うなら「能天気」な^^;)ポップ・ミュージックの一群です。「ヒット曲を生産する」というアメリカならではのポップ・グループですね。構成するメンバーもかなり流動的で、ある意味では実体不明とも言えます^^;。

デビュー曲「Simon Says」は、一種の子供の遊び歌のようなものらしく、明るい曲調で体を動かすゲームの動作が歌詞になっています。この歌を歌いながら体を動かして遊ぶ、ということらしいです^^;。相手を操る遊びなのか、と深読みしてしまいそうですが、そういうことでも無いようです^^;。

この歌がヒットしたから、かどうかは分かりませんが、「サイモン」という名前のゲームおもちゃが作られて売られたそうです。ランプが順番に点灯していって、それに合わせてスイッチを押していくという遊び方。ゲーム機まで作られるあたり、60年代から「産業としての音楽」が盛んだったアメリカならでは、という感じもありますね^^;。

NFCはこのデビューのあとも2年間ほどにわたってシングルを出し続けますが、数曲のスマッシュヒットが生まれています。いろんな意味で、いかにもアメリカのポップミュージックだなぁ、と思いますね^^;。
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