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清水靖晃&サキソフォネッツ ゴルトベルク変奏曲 [音楽]

先日NHKのFMで、偶然に「清水靖晃&サキソフォネッツ」の演奏する「ゴルトベルク変奏曲」の演奏を聴くことができました。私は知らないでいたのですが、この演奏会はすでに何度も放送されていて、大きな評判を呼んだものにのだそうです。確かに聴きどころの多い演奏だったように思います。

ゴルトベルク変奏曲については我が家にも何点かのCDがあり、バッハの作品中でも最も好きな何曲かに入ります。ギター版、弦楽三重奏版、ツィンバロン版なども手元にありますし、何度も聴いていた作品です。それにもかかわらず新鮮な気分が味わえたのは、奏者の息遣いが現れる管楽器の合奏による演奏だからでしょう^^。

ただ演奏を聴いていて気になったのは、各変奏ごとに拍手が送られていたこと。第一変奏が大変見事だったので、ここで拍手が入るのは分かるんですが、その後も大きい小さいはあるものの拍手が湧きます。この作品の変奏は、いくつかのまとまりで気分がつながっているものもあるんですが、それも全部切られてしまいます。

良し悪しはおくとしても、私としては聴きながら時として居心地が良くない時もありました。最後のクオドリベットは、拍手が静まる前に演奏が始まったのをみても、気分のつながったまま演奏を続けたかったのではないか、とも思えました。私の勝手な思い込みかも知れませんが^^;。

アンコールも含めて大変な聴きものだったことは確かで、よい時間を過ごせました^^。最後にひとつだけ些末なことを^^;。放送時に曲目の紹介で「ゴールドベルク変奏曲」と言っていたように思うのですが、これはちょっと違うのではないでしょうか。英語風なら「ゴールドバーグ」ですし、ドイツ語風なら「ゴルトベルク」なんじゃないかと^^;。もっとも演奏家で「ゴールドベルク」さんがいますから日本での慣用になってしまっているのかな^^;。
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