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K240Mk2の試聴 その2 各ジャンルなど [ヘッドフォン]

さて、たて続けに書いていますが日付としては翌日の記事です。できれば前記事の方から読んでみてください^^。

まずアコースティックなジャズでは、打楽器の音色の強調感の無いところが優れています。素直な音色で、元の楽器がどういう音かよく分かります。特徴的なのは、ほかの音楽でも言えますが金属打楽器の音色がきちんと表現されているところ。うるさくはならずしかもシャープです。トップシンバルのレガートの粒は見事です。ベースはやや奥の方からわずかに音像が大きくなったように響きます。

クラシックは大編成よりも小さめの編成の方が相性はいいように思います。ただしフルオーケストラでも、ヴァイオリンが第1と第2でそれぞれのフレーズがきちんと位置も伴って別々に聴けます。またヴィオラの刻みもよく分かります。金管は少し華やかに輝きが増す感じですが、うるさくは感じません。あとはやはり金属打楽器がいい感じで、曲によってのシンバルの音色が聴き分けられるのは見事です。

ボーカルものでは、特に女性ボーカルで声の線がやや変わるというか。太い細いではなくて、線の太さの変わらないまま三角形の線になると言うか^^;。分かりにくいですね^^;。わずかに音色に輝きが乗るのですが、それがうるさくはない、という感じです。それと、録音時のエフェクトが聴き取りやすい気がします。

それから、ギターのソロなどでも音色の違い・いじり方が聴き取りやすい気がします。ベースの音色は少しだけですが、やや細くなるような感じです。低音の量感が落ちているというよりも、音色の表現としてベースの高音成分がわずかに強く表現されます。the band apartのベースの響きの独特な音色がよく表現されていて感心しました。

まぁ、つれづれに書き連ねましたが、期待していたとおりの実力のあるヘッドフォンです^^。エージングが進んできたときに、どういう感じで変わっていくのか、とても楽しみです。あえて苦言を呈するとすれば、製品としての表面的な(文字通り素材や組み立ての)手触りが、少し荒っぽいというか雑に感じられる部分があること。製品写真はかなりきれいに撮れています^^;。装着してしまえばデザインは見えず、音がものを言うのがヘッドフォンですから、かまわないことなんですけどね^^;。とにかく楽しめるヘッドフォンであることは間違いないです。
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