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K240Mk2の試聴 その1 [ヘッドフォン]

さて、使い始めて3日間ほど経過したK240Mk2ですが、十数時間使ってみたところでの装着感と試聴のご報告などを、つれづれに書いてみたいと思います。エージングについては、まだ進んでいないような気もするので、真の実力はまだこれから発揮するとは思うのですが、とりあえず現状での様子など。

まず装着感について。側圧は特に強いというほどではありませんが、しっかりホールドされています。ヘッドバンドがスライドして耳の位置を決めるタイプなので、頭が大きめの人は少し注意した方がいいでしょう。できれば試しに装着して自分に合うのか確認したいところです。私は頭囲61cm弱ありますが、耳の位置決めはほぼ一杯までヘッドバンドがスライドしています。ぎりぎりセーフです^^;。

試聴についてはまず全体の音調から。高音域は刺激は無く、しかし伸びを感じるというかなり質のいいものです。中音は張り出すこともなく、引っ込む感じでもなく比較的平らで素直な印象。低音については、特定の音域にふくらみは無く、誇張のない表現だと思いました。全体としてはいわゆる「フラットな音作り」という印象です。

ただし高音と低音の音の性格が少し違うように思いました。高音の持っているスピード感から見ると、低音域はややスローなように思います。んー、2Wayスピーカーのツィーターがややハードなのに、ウーファーがパッシブラジエータのような少し抑制が効かないような感じ。分かりにくいたとえですが^^;。これはもっとエージングが進むと変わってくる可能性もあります。

K240Mk2は低音が少なめという評も見かけますが、この低域の出方で足りないことはないと私は思います。ただし、フュージョンやロックでの弾むようなベースの音色の表現はやや苦手のようで、跳躍感・躍動感はやや後退します。その辺が「足りない」印象につながるのかも知れません。

再生装置の音に忠実であることは確かで、我が家のふたつのシステム(オーディオアンプ+CDプレイヤーとPC+小型オーディオアンプ)では、明らかに音が違います。いわゆるドライブ能力の違いがよく分かる(分かってしまう)というところは、優れたヘッドフォンの証明であろうと思います。

この続きは明晩の記事で^^。
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