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Hocus Pocus [音楽]

「Hocus Pocus」はオランダのバンドFocusの1972年のヒット曲。「この1曲」シリーズとしては、前項ショッキング・ブルーと同じオランダの出身ということで。音は全然違いますけどね^^;。フォーカスというグループは、プログレッシブ・ロックという風にカテゴライズされることが多いようですが、私のイメージとしてはむしろジャズ寄りと言うかフュージョン・ジャズ風のサウンドを持ってるような気がしています。

このバンドにはもう一曲「シルヴィア」と言う有名曲があるんですが、この曲はボーカルがスキャットで入るものの、ほぼインストルメンタル曲です。表題の「ホーカス・ポーカス」も印象的なギターリフとボーカルのスキャットの繰り返しの、こちらもインストルメンタルの一種と言っていい曲。このボーカルが裏声を交えた、ちょっとクラシックの要素も持っている不思議なスキャットです。

ただし、曲としては何かの構成を持っているというわけでもなくて、リフと合間に入るボーカル及び「お遊び」でできた曲で、ライブ・バージョンだと途中メンバー紹介も交えます。ライブだとかなり盛り上がりそうな感じです。それにしても、こういうヒット曲を持っていながら、グループとしての活動期間はあまり続かず、70年代の終り近くには実質的な活動を終えています。

いわゆるプログレ系のバンドにとっては、あんまり大きなヒットを持つのは良くないことなのかも知れません^^;。この「Hocus Pocus」はいくつかのバンドがカバーしていますが、あまり独自のアレンジを施しているカバーは無いようです。それと木村カエラさんに同名の曲とアルバムとがありますが、もちろん別曲でございます^^;。
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