ガールズ＆パンツァー 最終回＾＾；の前に ネーミングについてあれこれ

好調のガールズ＆パンツァーですが、作画スケジュールは大変厳しいものになってしまっているようで、「次回最終回、10.5話」ということになってしまいました＾＾；。やはり来てしまった＾＾；。そして11、12話は３月の特別枠での放送ということになるようです。水島努監督も大変でしょうけれど、とにかく気長に待ちます＾＾。

でもって、この作品はネーミングにいろいろネタを仕込んであるというか、ある意味ではテキトーに名付けてあるというか、とにかく登場キャラの名前についてのお話を、思いつくままに書いてみようかと思います。なにしろ登場キャラの数ときたら大変な量でそれだけ名前もたくさん出てくるわけですし＾＾；。

とりあえず西住みほの「西住」は、大戦中の「日本の戦車乗り」のお名前からきています。「代々戦車乗りの家系で」と説明されていますが、ご先祖なんでしょうかね＾＾；。あんこうチームのほかのメンバーの名前は、私では分からないけど、やはり由来はあるのかも知れません。それと冷泉麻子の「冷泉」は、藤原氏から分かれた鎌倉時代から続く由緒のある名前ですが、なにか由来が籠められているのかも知れません。歌道（和歌）の家元なんですよね、冷泉家って＾＾；。

アヒルさんチームは、東京オリンピックで「東洋の魔女」と呼ばれた、女子バレーボール日本代表（バレーはなぜかしばしば「全日本」と呼称していますが）のメンバーから採られています。磯部、近藤、河西、佐々木と４人共このチームに由来しています。

カバさんチームの面々は、それぞれ歴史上の人物から、と言うのは分かりやすいと思います。エルヴィンは第２次大戦中のドイツ機甲師団の名将ロンメルのファーストネーム。カエサルは言わずと知れた英名ジュリアス・シーザーことラテン語のユリウス・カエサルから。左衛門佐は真田幸村の別名で知られる武将、真田信繁の官職に由来しています。史実では「幸村」と名乗ったことは無いらしく、後世の創作であるようです。おりょうは幕末のビッグネーム、坂本龍馬の妻の名ですね＾＾。「私は龍馬の嫁」ってことでしょうね＾＾；。

ウサギさんチームの１年生６人組は、これはすぐ気がついた人も多いと思いますけど、「なでしこジャパン」こと女子サッカーの日本代表から。特にこの６人組がサッカーと関連しているわけではないと思うけど。澤・山郷・丸山 ・阪口・宇津木・大野と並べると、全員がレギュラーと言っていいメンツになります。まぁ、たぶんバレーチームを先に思いついたんでしょうね、きっと＾＾；。

カモさんチームの風紀委員たちは、先日も書いたようにイタリアの映画監督の名と、その遺作の映画の内容から。かなり風変わりな作品なんで、このネーミングの引用元については水島監督のご趣味なんでしょうか、と気になるところです＾＾；。とにかく異彩を放ちます＾＾；。

自動車部の中嶋悟子はもちろん、日本初のF1フルタイムドライバー、雨のナカジマこと中嶋悟から。「F1が全戦雨の中で戦えば、間違いなくチャンピオンになる」と、F1の大物解説者が言ったとか＾＾；。そして中嶋さんに呼ばれて姓のみ判明しているのが星野ですが、これはもちろん「日本最速」と異名をとった星野一義が由来ですね＾＾。実際にはもっと速い人も存在するのですが、異名としてはこの人が最速。そして鈴木・土屋というふたりも、どちらもレースドライバーからですね。

オンライン・ゲームのチームの名前は、よく分かりません＾＾；。もしかして身内ネタなのかな＾＾；。それとプラウダ高校の隊長カチューシャの名は、ロシア語の女性名エカテリーナ（発音としてはエカチェリーナの方が近い）の短縮・愛称形です。親しみを込めた呼び方で、作中で西住みほが「ミホーシャ」と呼びかけられるのも、ちょっと変かも知れないけど「ロシア語風に」呼んでみた、という点では間違ってはいないかも＾＾；。ちなみにエカテリーナは、18世紀後半にロシアで35年間在位していた女帝エカテリーナ２世の名でもあります。

まぁ、いろいろ書きましたが、ざっとこんなところでしょうか。私が分からない由来もありそうなんで、ご指摘はお待ちします＾＾；。特にサンダース大付属の３人は、なんかドラマの登場人物あたりかも、と思うのですが＾＾；。とにかく実質的には３月を待たないと、お話の行き先も分かりません。あるいは２期の話題もありそうですが、仮に世界大会って言うことになっても、同様の展開を世界で続けるとなると、いろいろ難しい面も出てきそうです＾＾；。どうなりますでしょうか。

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