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Superstition [音楽]

前回のウイルソン・フィリップスから引き続いての三人組、ということでBeck Bogert & Appiceの「Superstition」でございます。スティーヴィー・ワンダー作の曲で、ジェフ・ベックにスティーヴィーがプレゼントした曲だったそうです。ところがなにやらいろいろあってスティーヴィーの方が先にレコーディングした上シングルは大ヒットしてしまう、という巡り合わせになってしまいました。

本来ならばベック・ボガート & アピス(以下BBA)のデビュー曲になっていたかも知れないんですが。一時期はスティーヴィーがずいぶん悪く言われてたようなんですが、どうやらマネージャーが「この曲はプレゼントしちゃうのは惜しい」と反対して、スティーヴィーのリリースが先になってしまったようです。

結果的にはスティーヴィーの代表曲のひとつになってますから、やっぱり名曲ですよね^^。この曲名を検索しても、出てくるのはほとんどスティーヴィーのことだし^^;。やはりヒットはしておくもんだと思いますが、ロック畑的にはBBAのバージョンもけっこう知られてる、とは思います。

カーマイン・アピスのダブルバスドラムを生かした重量感のあるアレンジになってて、やはりスティーヴィーのバージョンとは一味違います。それにしても、このボガートさんとアピスさん、ヴァニラ・ファッジ時代から数えると、コンビのままいくつバンドをこしらえたか^^。よほどウマが合うんでしょうかね^^;。

そもそもBBAは一度結成されかけた時にジェフ・ベックが交通事故に遭ったりして、結局BAのふたりはCactusを作ります。再度BBAの結成の話が持ち上がったときにカクタスは壊れちゃうんだけど、いいバンドだったしなんだか惜しいことをしましたね。まぁたぶん契約とかいろいろ絡んでいそうですが。

ジェフ・ベックはBBAが分解したのちは、ギターをレスポールからストラトに持ち替えたという印象があります。黒いレスポールを弾きまくるジェフはなかなかカッコいいんですが、ストラトに替えたあとはジャズ寄り、ややフュージョンに近い人と組んで音作りをするようになります。相変わらず「アルバムを2枚作ってやめる人」であることは変わりませんが^^;。

これはバンドを集めてもアルバム2枚出すと壊しちゃう、というベックの経歴から来ている川柳(?)でございます^^;。結局はバンドでいることよりは「ギター弾き」でいることに魅力を感じてるんでしょうね。「永遠のギター小僧」という形容を捧げておきたいと思っているのでございますよ^^。
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