Can't Find My Way Home [音楽]
今回のこの1曲シリーズは、Blind Faithの1969年のアルバムから、「Can't Find My Way Home」です。そもそもこのバンド、実際のところ正式な活動期間は半年にも満たない時間でした。事前のセッションやレコーディングを含めても、バンドとして存在していた期間は1年も無かったんじゃないかな。
以前にも書きましたけど、結成時にはエリック・クラプトンがクリーム解散後に作ったバンドとして話題になりました。ただし、1枚だけのアルバムの内容は、むしろスティーヴ・ウィンウッドの色合いの濃いアルバムだと思います。作品の数も含めて。そして「Can't Find My Way Home」もウィンウッドの作品。
静かなアコースティックギターの音色と、伸びやかなボーカルが印象的な曲です。このアルバム自体が、スタジオライブ風というか、綿密なリハーサルを重ねたという気配があまり感じられない作りですから、この曲もライブのステージでほぼそのままの雰囲気で演奏された映像が残っていたりします。
言葉は良くないですが、ある意味やっつけ仕事という印象はどうしても感じます。セッションしてみて録音した音を、少し整えただけでリリースしたという。ただ、演奏はリラックスしている様子がうかがえます。こういうゆったりした雰囲気は、60年代後半から70年代にかけての音楽シーンの中でも、あまり見かけない気がします。そういう意味からも貴重なアルバムではないかと思いますね^^。
メンバーの4人のその後の活動としては、やはりビッグ・ネームへの道を歩んだエリック・クラプトンの活動が、最も目立っていると思います。スティーヴ・ウィンウッドもソロでそれなりに活躍します。このふたりに比べると、ジンジャー・ベイカーとリック・グレッチのふたりは、大きな活躍はしていないようです。
そして1990年にはリック・グレッチが亡くなってしまいました。43歳の若さでした。ある時点でスーパーグループと呼ばれたバントに参加していた、というわりには寂しい最期であった気もします。人間の運命の明暗とか大げさに言うことはできませんが、いろんな人生があるものだと思います。
以前にも書きましたけど、結成時にはエリック・クラプトンがクリーム解散後に作ったバンドとして話題になりました。ただし、1枚だけのアルバムの内容は、むしろスティーヴ・ウィンウッドの色合いの濃いアルバムだと思います。作品の数も含めて。そして「Can't Find My Way Home」もウィンウッドの作品。
静かなアコースティックギターの音色と、伸びやかなボーカルが印象的な曲です。このアルバム自体が、スタジオライブ風というか、綿密なリハーサルを重ねたという気配があまり感じられない作りですから、この曲もライブのステージでほぼそのままの雰囲気で演奏された映像が残っていたりします。
言葉は良くないですが、ある意味やっつけ仕事という印象はどうしても感じます。セッションしてみて録音した音を、少し整えただけでリリースしたという。ただ、演奏はリラックスしている様子がうかがえます。こういうゆったりした雰囲気は、60年代後半から70年代にかけての音楽シーンの中でも、あまり見かけない気がします。そういう意味からも貴重なアルバムではないかと思いますね^^。
メンバーの4人のその後の活動としては、やはりビッグ・ネームへの道を歩んだエリック・クラプトンの活動が、最も目立っていると思います。スティーヴ・ウィンウッドもソロでそれなりに活躍します。このふたりに比べると、ジンジャー・ベイカーとリック・グレッチのふたりは、大きな活躍はしていないようです。
そして1990年にはリック・グレッチが亡くなってしまいました。43歳の若さでした。ある時点でスーパーグループと呼ばれたバントに参加していた、というわりには寂しい最期であった気もします。人間の運命の明暗とか大げさに言うことはできませんが、いろんな人生があるものだと思います。
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